わたしのマトカ 私の好きな「たび本」ベスト3に「はいり」ます

(←装丁もすてき。)

記事のタイトル、つまらないだじゃれでごめんなさい。

映画「かもめ食堂」のロケで訪れたフィンランドの旅エッセイ。

冒頭数ページで、読む人の心をぐっとつかんで離さない、この文章の力はいったいどこから来るんだろう。ページを繰るたびに涙ぐんだり吹き出したり、ページを途中で閉じると自分が今どこにいて何をしているのか一瞬わからないくらい、没頭して読みました。

北欧は、中国留学時代に知り合った友人が何人かいるので、ノルウェー・デンマーク・スウェーデンは訪れたことがあるのだけれど、フィンランドは未踏の地。でもアキ・カウリスマキ監督の作品(一番は「過去のない男」!)が好きなので、知らない国のような気がしません。この本を読んでさらに、近しい気持ちが増してしまいました。ああ、また訪れたい国が増えてしまった…

週末は花火大会。久しぶりに気持ちよく飲んだくれました。

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