BOOX Poke2を買いました。
購入に至った経緯は以下の通り。
・昨年末にBOOX Poke3を買って大満足
・満足ではあるが、クリップボード監視が使えないのが不満
・3月のファームウェアアップデートで文鎮化→香港に修理に出す
・代替機としてLikebook P6を購入
・クリップボード監視の便利さを再確認&もっさり感にストレス
・Android 9でクリップボード監視機能のあるPoke2を購入
5か月で同じサイズの端末を3台? アホかな? と自分でも思いますが。
BOOXの修理は戻ってくるまでに2か月くらい(それ以上?)かかるみたいなので、迷わず代替端末を買いました。
でも修理は無料だし国際送料ももってくれるらしいので、良心的だなと思います。
クリップボード監視機能とは
iPhoneやiPadをお使いの方はご存じだと思います。
単語をコピーすると自動的に別のアプリにペーストされる機能です。
特に辞書を引いて意味を調べるときに便利です。
Androidでも、アプリを使って上の記事のような使い方ができます。
Clip2dicアプリを経由して、EBPocket ProやGoldendictで辞書引きが大変便利でした。
ところが、Android 10からこのクリップボード監視機能を持つアプリが使えなくなってしまいました。
クリップボードを参照してペーストできる機能は、Gboardだけに残っていると思われます。
とはいえ、クリップボード監視は悪用されるとまずいので、Googleが機能を使用不可にしたのは仕方ないかな。
Android 9以前の端末ではクリップボード監視が使える
Poke3を修理に出している間に使おうと入手したBoyue Likebook P6はAndroid 8.1なので、こちらもクリップボード監視機能が使えます。
愛用しているアプリはこちら。詳しくはアプリDLページの説明やユーザーレビューをどうぞ。
実際にClip2dicを経由して辞書のポップアップ機能を使ってみると、辞書引きした単語リストが自動的に作成されるのも復習に大助かりで、やはりこの機能は捨てがたい。
・BOOX Poke3(Android 10):軽くてスペックも最先端で最高・Clip2dic使えず残念
・Boyue Likebook P6(Android 8.1):軽いけど・Clip2dic使えるけど動きはもっさり
・BOOX Poke2(Android 9):軽くて動きもさくさく・Clip2dic使える
Likebook P6の動きはKindle Paperwhiteに比べると速いのですが、BOOX端末を先にさわってしまっているので、ちょっとストレスを感じます。
アプリをたくさん入れて同時に使うとフリーズしそうな雰囲気もあり、現時点でメインに使うのであれば中国国内でもかなり先頭を走っているBOOX端末がいいなと思いました(でもLikebookのハイスペックな新製品が出たらきっとまた買ってしまう)。
Poke2とPoke3の違い
Poke2の後継機Poke3は、Android 10になった以外にも、マイナーなアップグレードがされてます。
充電の差込がタイプCではなくMicro USBで、手持ちのタイプCジャックの有線イヤホンが使えなくなったのは残念。
CPUは両方オクタコアですがPoke3ではアップグレード(スナドラ625→660)されているらしく、比較動画を見ると確かに少し読み込みスピードなどに違いがあります。
実際に使ってみると、読み込み速度や、1フリックでスクロールできる長さに違いがあるのはわかりましたが、ストレスを感じるほどではありませんでした。(Likebook P6では、Poke3と比べてしまって「ムリ」と思うことがたまにありました。)
見た目で違うのは、Poke2の方は画面下部分と背面がグレーです。Poke3はダークグレーというかほぼ黒ですが、Poke2はバイカラーになってます。サイズは同じなので、ケースや保護フィルムはPoke3のものを流用できます。Poke2 Colorは形状が違うのでご注意を。
Poke2の入手方法
Poke2はBOOX公式ストアではすでに販売が終了していますが、中国国内ではまだ販売しているストアがあります。
BOOX(文石)公式ストアだけでなく、BOOX製品は海外発送をNGに設定されているようなので、転送サービスを使うことにしました。タオバオ×転送サービスの方がアリエクなど海外向けサイトで買うより安くすみ早く届くものもあるので時々使っています。
京東で買おうと思ったのですが、京東は中国国内住所を送り先にすると、海外クレジットカードが使えなくなる様子(ストアによるのかも)。なので今回は天猫のストアから購入することにしました。こっちは海外クレカで支払いができました。
価格は1060元。手数料転送料込みで20000円弱といったところなので、型落ちだからと言って特にすごく安くなるわけではなく、公式ストアでPoke3を買うのとあまり変わりません。物好きな私。
中国国内で販売されている商品も、普通にGoogle Playストアは使えました。パッケージも国内外同じもののようです。
ファームウェアアップデートの安心感
BOOXは古い機種が長く使えるようにアップグレードにも積極的です。
新しいものを買ってもらうなら、古い機種を使えなくしてしまうのがてっとり早いのに、切り捨てずに対応してくれる姿勢はうれしいしありがたい。
新しいファームウェアV3.1は、2018年に発売された機種についても適用されるようです。
また、発売当初はAndroid 6を搭載していた機種のAndroid 9へのOSアップグレード準備も進んでいるようです。
そんなわけで、私はPoke3ではなくPoke2をメインに運用していこうと思っています。
2と3は同じ年に発売されているし、壊れなければ3年は使えるはず。
とはいえPoke3は早く修理終えて日本に帰ってきてほしい。Pokeシリーズに新しい製品が出る前に。
※新しいの出ました。大きさもちょうどよくて軽い!