Android版Kindleで自前の辞書をルックアップ辞書にする



先日見つけたこちらのブログで、「AndroidのKindleアプリで、自前の辞書でもルックアップ辞書になりすませる」というのを見て、そんなことができるのか!と、がぜん試してみたくなり、夜中にごそごそやってみたらできました。

2010年ごろ、東村ジャパンで発売されていた英辞郎mobiデータをお持ちの方は、これを利用できます。
この英辞郎mobiデータを例に、やり方を紹介していきます。

自前のmobi辞書データをお持ちの方も、同じ手順で導入できると思います。

デフォルト辞書をダウンロード

まずは、AndroidのKindleアプリ内で、書籍を開き、適当な単語をタップして辞書をダウンロードします。

今回私はプログレッシブ英和辞典と英辞郎を入れ替えました。

Android端末の中の、Kindle書籍データの場所を確認します。
私の場合はこんな感じ。

…/Android/data/com.amazon.kindle/files/Bxxxxxxxxx/

プログレッシブ英和辞典のデータは「B005FNK002」というフォルダです。
この中の、「B005FNK002_EBOK.prc」というファイルと、英辞郎のファイルを差し替えます。

英辞郎データの名前を変更

手持ちの英辞郎データの名前をデフォルト辞書と同じものに変更します。

私の持っている英辞郎データの名前は、「eijiro127k3a.mobi」ですが、これを「B005FNK002_EBOK.prc」に変えます。
拡張子もまるっと変えます。

そして、Android端末内の「B005FNK002_EBOK.prc」に上書き。

これだけです。

昔と比べれば、Wiki引きもできるし翻訳機能もあるし、ものすごく便利になるというわけではないのですが、持ってる辞書データを有効活用できるのはうれしいものです。英語以外のデフォルト辞書は少ないので、手持ちの辞書データで使えるものがあれば、使えるのも便利です。

以上、自分用備忘録としてメモして置いておきます。

電子ペーパーの読書端末、いいですよー。

https://twitter.com/marie__100/status/1342695393604202496?s=20

7.8インチの読書用電子ペーパー端末、BOOX Nova2を買って半年が過ぎました。 長いあいだ、Kindle Paperwhiteひ...