ベストセラーにもランクインして、話題になっている「ファクトフルネス」というビジネス書。
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
TEDの講演を見てみると、とてもおもしろい。せっかくなので英語で読んでみようかとサンプルをダウンロードしてみると、これまたとても読みやすい英語です。ミシェル・オバマの著書を買って読み始めたところでしたが、こちらを先に読んでしまうことにしました。
Factfulness: Ten Reasons We’re Wrong About The World – And Why Things Are Better Than You Think
著者がスウェーデン人で英語が母語ではないせいか、非常に簡明な英語で書かれています。すぐに辞書引きできるKindle環境であれば、高校英語レベルでも十分読んでいけそうです。サピエンスの著者の新しい本を英語で読んでいるので、同ジャンルの語句になじんでいるのも読みやすいと感じる理由かもしれません。
書いてある内容自体が予想しながら読み進められるということもあり、普通の小説などに比べると、かなり速く読めます。15分で5%くらい進めるので、単純計算すれば5時間で読める。巻末の参考文献の記述が多いことを考えると、もっと早く読み終えられそうです。
と、取らぬ狸の皮算用をして、欲張ってオーディオブックも入手してみました。
Audibleのサンプルを聞いてみてもらうとわかるのですが、この本、英語の読み上げスピードがゆっくりめです。(英語がわかりやすいからゆっくりめに聞こえるのかもしれません。)
そこで、Kindleではできるだけ速く黙読し、歩いているときや家事をしているときに、活字で読んだところまでを追いかける形で耳読書しています。
内容は頭に入っているので、耳からの情報だけでも、理解できないまま置いてけぼりにならなくてすみます。
英語の聞き読みに慣れてない方は、日本語版を読んだ後、英語のオーディオブックを聞く、という方法も取り組みやすいかもしれません。
ユヴァル・ノア・ハラリの21 Lessons for the 21st Centuryは、音声も聞きつつ、中国語版と交互読みをしています。こちらも早く読み終えてしまわねば。