不思議なんですが、自分が意図したわけでもないのに、連続して同じテーマの本に出会うことがよくあります。
転生回遊女 小池昌代
先日読んだ「光の帝国」と同じくこの「転生回遊女」も、自分の人生の中で「演技すること」がテーマになっています。
小池昌代ならではの、蒸留酒みたいにぐーっと濃縮されたことばのしずくがきらきらと並んでいて、それだけでもううっとりです。帰宅してすぐにさわりだけちょっと読むつもりが、ぐいぐい最後まで読んでしまいました。
で、読書会ですが。
「狼図騰」で、決定でよろしいでしょうか?
その他、順番や頻度、開始時期など、決めないといけませんね。
詳細記事を更新しましたので確認をお願いします。
私はまずは、多読方式で読んでいます。
英語の多読では、読書速度の目安が1分間に何ワードなどと示されていますが、中国語に当てはめることができるでしょうか?
ちなみに、1章を読む速度を計ってみたところ、1節あたり10-12分かかっています。語数でいくと、1分間に230-270字です。
計っているのを意識しているので、計測しないときならもっとかかっているでしょう。
それから、集中力が持たないので、連続しては読んでいません。
1節ごとに休憩を入れ、場所と時間を変えて読み進めています。
オーディオブックの速度はだいたい180-190字で、ニュースのアナウンサーに比べるとゆっくりめです。音声と一緒に目を動かしていくのもいいかもしれません。
読書速度、慣れてくるとどのくらい変わってくるものか、ちょっとデータを取ってみようと思います。
辞書ですが、当面は原則引かず、ある程度の分量を読んだ後で気になる語を洗い出していくつもりですが、どのくらい精読できるかはまだ不明です。
みなさんそれぞれの方法で取り組まれると思うので、そのレポートも楽しみです。
Wolf Totem
英訳も出ているのですね。
左の方の装丁が素敵で、思わずポチしてしまいそうになりました。
コメント
《狼図騰》楽しみですね。
面白そうと思ってダウンロードしたのですけど、
読んでいなかったので、これをきっかけにしたいと思います。
わからないところはそのままブログに列挙して、
上級者のみなさんに投げちゃいますのでよろしく。
>akiraさん
本当に楽しみです。私も以前冒頭を読んだだけでほったらかしてたのですが、今はウソのようにがんがん読めてます。きっかけとかプレッシャーとかないと大作に挑めません…
私は読み終えることが目的なので、基本日本語の読書と同じく、ストーリーを楽しむことをメインに進めるつもりです。使えそうな言い回しをいくつか拾えれば御の字、ということで。自分のところに来たボールをトンネルしちゃっても許してください。