『同時通訳者のノート術・学習法・時間管理術』という本を読みました。
ここ数年、ずっと「外国語をすらすら読むこと」を目標にしてきました。
2014年を終える現在、なんとか英語も中国語も最低ラインには達することができたと満足しています。
ですが、今年初めて中検を受験してみて、日本語と中国語とをリンクさせて使う能力が圧倒的に足りないことを実感ました。
外国語で本を読むためには、言葉を頭の中でイメージに変換すれば事足ります。得たイメージを日本語にさらに変換する作業は、読書においては必要ないのです。
中国語だけで完結するHSKと比べて、中検はかなり苦労しました。全体的に力量不足なのですが、その中でも特にイメージを日本語に変換するスピードと日本語力が足りていないと感じました。
昔は好きな中国語の文章を翻訳する作業が大好きだったのに、気がつくと最近では全くしていません。
日本語と中国語の出し入れの訓練をしないといけないなあと痛感しています。
そんなわけで、いろいろ関連した本を読んでいるのですが、冒頭で紹介した本は大変面白かったです。
通訳のためのトレーニングに関する教材はいろいろありますが、ノートの取り方・単語の覚え方などの学習法・時間管理法が書いてある本は初めて読みました。
手帳の中身も見ることができるので、手帳術に興味のある方にはオススメです。
同時通訳という言葉がタイトルにありますが、同時通訳を目指していない私にとってもとても有益な本でした。
これまで読んだ、お役立ち本。
みんなKindle版が出ていてびっくりです。