四〇歳からの勉強法・ちくま新書 再読



10年ほど前に読みました。現在はKindle版入手可です。

「どうやって時間を作り出すか」
「よい本はこうして選ぶ」
「新聞・雑誌をどう読むか」
「わたしの英語上達法」

どうやって時間を作り出すか

平日1時間に加え、土日3時間ずつ勉強することで、週に11時間。
年間にすると600時間の勉強時間を確保しましょう、と書かれています。

1日5時間の勉強を毎日、4か月間すれば、大学の入門レベルの授業を一通りマスター可能。

慣れてしまうと、このくらいは非現実な分量ではないんですよね。
40代になっても、週に10時間くらいは勉強する習慣を続けてこれてよかったです。

わたしの英語上達法

会話力か読解力かと問われたら、読解の方が重要。会話力を伸ばそうと思ったら、文法に基づいた読解力を伸ばさなければならない。
日本語と英語の本を交互に読む。
コミュニケーションのための英語力をつけるには、大量のインプット・大量の摸倣・大量の練習しかない。

感想

当たり前のことしか書いていないのは、結局地道にコツコツ続けることしか方法がないからだろうなと思います。

実際に40代になって感じるのは、体力的な問題。
無理はできないけど、なんとか仕事や家事の合間にやりたいことをやる時間を組み込んでいきたい。
家庭でも、40代は上の世代・下の世代のために身体や頭を働かせねばならないことが多くなり、なかなかしんどい。
そういう内容が全く含まれていないのは、著者が男性だからかなあと思いました。

シェアする

フォローする

スポンサーリンク