絵本から小説、ノンフィクションまで、泣ける洋書をご紹介します。
絵本
船旅に出たおとうさんとおかあさんが行方不明になってしまい、ぞうの男の子とおじさんとの暮らしがはじまりました。おじさんのさりげないやさしさ。もう後半はせつなくてせつなくて。
誰かが自分を買っておうちにつれて帰ってくれるのをじっと待っているくまのぬいぐるみのCorduroy。
ボタンをさがしにいくCorduroyがかわいいったら。
児童書
生まれつき顔に障害があるオーガストが、自ら望んで学校に通い始めます。本人だけでなく、家族の苦悩やよろこびも描かれていて、とにかく泣きどおしでした。
生きているって素晴らしい、楽しい、と、自分も周囲の人も感じながら暮らせる世の中がいい。
いじめる側の気持ちを丁寧に描いた続編も必読です。
YA
死に直面している十代の恋愛、ともすると陳腐なストーリーになってしまいそうなテーマですが、単なるお涙頂戴ではない、何度も読み返したい素敵なお話です。
前記事でも紹介しましたが、母と娘のメモのやり取りだけで進んでいく物語です。この歳になって読むと、母の方に感情移入してしまいます。
小説
韓国で大ベストセラーとなった小説の英訳版。欧米でも話題になりました。身につまされることばかりで、自分の母、そして自分自身を重ね、涙があふれます。
邦訳は十代の頃に読みましたが、実は原書は途中でほったらかしています。まあ、定番と言うことで。
ノンフィクション
死と向かい合いながら、周囲の人への思いやりを失わないモリー先生と著者との交流を描いたノンフィクション。自分の生き方について立ち止まり考えたくなる作品です。
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