横向きでないと寝つけないタイプです。
眠りにつくときには横向きですが、熟睡時には上を向いて寝てます。
寝る前には本を読むので、枕を重ねて頭の位置を高めにしているのですが、そのまま寝ると背中や首がバキバキになります。朝起きた時点ですでに疲労感があり、時には就寝中、背中やみぞおちあたりの痛みで目が覚めることもあるほどです。
鍼・マッサージ通いがかかせません。
そんな悩みを抱えているところ、横向きで寝るための枕があることを知り、買ってみようといろいろ探してみました。
横向き寝枕いろいろ
Google検索では宣伝サイトが上位に来ているようなので、商品レビューや実際に使っている人のブログを探して検討します。
まず目についたのが、フランスベッドの横寝枕。
耳が圧迫されるのを軽減するためのくぼみつきです。
背中をホールドして、寝返りを防止とあるので、私にはちょっと向いていないかも。
仰向けになっていびきをかく人が、横向きに寝続けるための形状のようです。
次に気になったのは、東京西川のもっと横楽寝、という枕。
豆というか勾玉型をしていて、左右がちょっと硬めにできている仕様です。
これは店頭で試してみました。中の詰め物がパイプです。
高さが選べるので、この形状がしっくりくる人にはいい製品だと思います。
次に検討したのが、ネットショップでたくさん見かける、この不思議な形状をした枕です。
こういうのですね。
いろいろ検討して、購入時にアマゾンにベストセラーマークがついていたこちらの製品を買ってみました。
上のYOKONE枕の5分の1という価格も魅力的です。
かわった形状にドキドキ
ケースに入って届きました。
Amazonの段ボール箱が巨大でびっくりしましたが、枕本体はそこまで巨大ではありません。幅が60㎝。
高さが合うか心配な方も多いと思います。
左右の高い部分が10㎝厚です。頭の後ろが触れる、一番圧がかかる部分の高さは6㎝くらい。
写真で見るとかなりごつく見えます。
通常の枕は、中央から橋に行くにつれて薄くなって行くものなので、この枕の特殊な形状に慣れず、左右の高さが随分高く見えます。
横寝枕・使用感
実際頭を乗せてみると、頭が触れる部分の高さはそう高くなく、低反発でじわりと沈み込むこともあり、違和感はありません。
私の場合は、高さはぴったりという印象です。
首が細く、筋力もないせいか、寝る時にとにかく首に負担がかかるのですが、この枕は首にぴったりフィットするので、首への負担が軽減したように思います。
横向きに寝ると、左右の高い部分が頭にフィットして、ホールド感があり快適です。とはいえ、眠ってから寝返りを打っても頭の向きを変えることができ、仰向けに寝た時に頭と首をホールドしてくれます。
アマゾンの商品画像がいちばんわかりやすいのですが、高くなっている左右の部分、よくみると敷布団と接しないデザインになっているのがお分かりでしょうか?
首を支える部分の両脇が、翼のように持ち上がってます。
この空間にスポッと肩がはまるんです。
普通の枕だと、空間ができてしまいそうな首ねっこの部分もしっかりホールドされて、気持ちいいのです。
仰向けに寝た時の首や肩の疲れも軽くなったような気がします。
仰向けでは眠りにくい枕かと思っていたので、これは嬉しい誤算でした。
枕の高さが合わなければ、夫に使ってもらおうかとも考えていたのですが、大活躍しています。
抱き枕併用でさらに快適
横向きに寝ると、どうしても肩が内向きに巻いてしまうので、柔らかい枕を抱いて寝るようにしています。
抱き枕と、この横寝枕との併用で、朝起きた時の肩や背中の疲れがかなり軽減しています。寝ているときの肩こりに悩んでいる方は、こういった枕を使ってみるのもよいと思います。
今後、低反発にありがちな、へたりの問題が出てくるかもしれません。耐久性については、引き続きレポートしていきたいと思います。