買ったまま放置していた、「すべての見えない光」の原作、All the Light We Cannot SeeをAudibleとKindleで聞き読みしています。
KindleとAudibleを組み合わせて便利に使う方法はこちらの過去記事をどうぞ。
朗読が素晴らしい
実は何度か読みかけては中断し、ということを繰り返していました。
時代が行きつ戻りつするのと、章ごとに登場人物がめまぐるしく変わるので、なかなか入り込めなかったのです。
思い切ってオーディオブックを購入し、聞き読みに切り替えたところ、文章の美しさが耳から沁みとおってくるのにびっくり。目で見ていても、なんとなく英語の音が頭の中で響いているものですが、自分ひとりで黙読するのと、実際に美しい朗読で聞くのとでは、全然違いました。
朗読のサンプルを聞いてみたい方は、アメリカアマゾンの書籍ページからどうぞ。
今見ると、朗読は男性バージョンと女性バージョンがあるみたいです。
聞き読みだと、章の短さがいい方に働いて、通勤中の細切れ読みでもなんとかついて行けています。
新潮クレストブックスの邦訳も読みたい
この作品は、訳者の藤井光さんの文章の美しさも評判なので、原書を読み終えたら和書も読んでみたいと思っています。
今調べたら、《所有我们看不见的光》というタイトルで中国語の訳書も出ています。
何度も読みたいので、悲しすぎるお話じゃなければよいのだけれど。(同じく新潮クレストから出ている『サラの鍵』はすばらしい作品だけれどもう読めない気がします)
新潮クレストブックスから出ているアンソニー・ドーアの過去2冊の作品は大好きで、宝物です。
ちょっと気持ちと時間に余裕が出てきたので、またたくさん本を読みますよ!