ディクテーションに!耳が喜ぶ中国語



耳が喜ぶ中国語 リスニング体得トレーニング
耳が喜ぶ中国語 リスニング体得トレーニング

中国語検定3級のリスニング問題と同程度の100~150字の文章50編、150~300字程度の文章40編、中検2級~準1級レベルの500字前後の文章20編を収録。

口が覚える中国語の姉妹版。
表紙にある「中国語を読むのは、もうつらくない。でもネイティブに突然話しかけられると逃げ出したくなるあなたに」というメッセージに、どきっとします。
やさしい語彙を使った文章、しかも読み上げ速度はネイティブスピード、という構成に「こういうテキストを待っていた」と喜ぶ学習者がたくさんいそうです。短め、それでいて興味深いテーマの文章なので、听写(ディクテーション)用の教材としてもぴったり。
そうそう、呉志剛先生の北風吹のイメージといえばわかりやすいかと思います。
以前紹介したことのある、北京大学出版社の新视角:高级汉语教程も同じような構成の教材で、とても気に入っていました。内容がおもしろい上、文章がストレスなくディクテーションできる適度な長さであることと、中国の教材にしては珍しく音声教材がユニットごとに細かくトラック分けされていたことが理由です。
ただ高級なので語彙のレベルがやや高め。新视角:初级汉语教程というテキストもありますが、中身は未確認です…。
「耳が喜ぶ中国語」、音声教材をPCに取り込んだとき、タイトルなどの情報が入っていなかったのが惜しいなーと思いました。アルクやNHK出版協会のはだいたいアルバム情報やタイトルが入っていて、再編集しなくてすむので便利です。最近はオーディオCDとして聴くより、データとして取り込んでモバイルで聞く人の方が多くなっていそうですねー。

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コメント

  1. はるさめ3428 より:

    これ、私も買いました。
    音声が、いわゆる「ナレーションのプロ」ではなく、適当に力の抜けた普通の人のしゃべりっぽくて、いい感じだな~と思いました。

  2. Marie より:

    >はるさめ3428さん
    さすがはるさめさんだー。もう買ってらしたんですね。
    普通の人のしゃべり、そういわれればそうですね。あまり教科書っぽくないしゃべり方というか。