Chinesepod。高級11 anti-dumpingを聴写。
以前の仕事が貿易関係だったのでこういった内容はスムーズ。でもダンピングという単語がかけなかった…悔しかったのでもう忘れません。日本語は単に外来語としてダンピングという語を自国語の中に定着させているけれど、中国語は意味を以って漢字に変換しているので、語の持つ意味、定義についてしっかり考えさせてくれる。
ダンピング:傾銷
アンチ・ダンピング関税(不当廉売関税):反傾銷税
→アンチ・ダンピング関税(不当廉売関税)制度とは(税関HPへ)
中国も少しずつ豊かになり、物価の安さ、人件費の安さが他国と比較して有利に働かなくなったとき、どう生き残っていくかが課題になっていくだろう。
今は前線で実情を見ていないのでなんともいえないが、私が働いていたときのように、目先の利益だけを優先した浅慮な商業行動が珍しくないような状況では、競争に勝ち続けることはできないだろう。
高級12をざっと聴く。12時を過ぎると眠くて集中力が続かず諦める。
次に読みたい本がネットで読めてしまった。
「蓮花」 安妮宝貝
「天瓢」 曹文軒
「兄弟」上巻の精読終わる。最後の解説も精読。解説にあるように、主人公の父親、宋凡平の生き方は、ベニーニのライフ・イズ・ビューティフルを思い出させる。
苛酷な環境にありながら、父親が道化を演じることで子供を守る。喜劇のようでありながら実はそうではない。喜劇的要素に思わず笑ってしまいながら、読者は思わず涙をこぼしてしまう。どこかの書評でも書いてあったけれど、「活きる(活着)」などの以前の作品より、ずいぶんほろりとする部分、人の優しさが多く描かれていると思う。残酷、苛酷な状況がたくさん描かれてあるぶん、優しさが余計に心にしみる。残酷な描写が理解できずに最後まで観ることのできなかった中国映画が結構あるけれど、余華がこの作品で表現したさまざまな人々の感情や人生を内包しているということを頭に置いてもう一度観ると、感じ方が違ってくるのかもしれない。
以前観た、その美しい自然とは対照的な凄まじいエンディングを迎えるシュウシュウの季節も、その終わり方がつらいばかりの印象が残っていたが、いろいろ考えさせられる。特に、集団狂気、というようなものについて。
コメント
Marieさん、こんにちは。
今日、神保町へ行ったので、内山書店で「兄弟」見てみました。見た目は英語のペーパーバックみたいでしたが・・
でも、手にとってみてびっくり!厚いんですね~!!
内容にとても興味があるのですが、まだまだ私には手が届きません。いつか読むリストにいれておきました。楽しみ♪(^_^)
そうなんです、厚いんです、特に下巻が。でも面白いんですよ~。買っても読破できない本が多々あるなか、余華は別格です。
ぺりおさんのレベルなら十分読めそうですが、あの漢字だらけの頁を見ると、くらっときますよねえ。
いつか読んだらぜひ感想教えてくださいね♪