十面埋伏〈上・下〉 張 平, 荒岡 啓子
九月九日午後、古城刑務所第五面談室。凶悪な受刑者・王国炎(ワングゥオイェン)の口から繰り出される中国全土を震撼させた数々の重大な未解決事件の”詳細”。デタラメとして一蹴する幹部たちだったが、刑務所捜査官・羅維民(ルオウェイミン)は本能的にその重要性をかぎわけ、事件解決に向かって動き出していく。ベストセラー大賞、金盾文学賞、中国図書賞の、中国三大文学賞受賞作ついに刊行!
中国三大文学賞を受賞したというこの作品、気になっていたんですが、未読。日本語版が出ていたんですね。知りませんでした。
チェ・ミンシク(「オールド ボーイ」)、チョン・ジヒョン(「僕の彼女を紹介します」「猟奇的な彼女」)で映画化決定だそうです。 なぜか韓国。
十面埋伏、LOVERSの原題と同じですが、全然別モノです。もしかすると、LOVERSの原作だと間違えて読んだ人もいるのではないでしょうか。
原文では読む気がしなかったけれど、日本語訳を買って読んでみようかしら。評判もいいようだし。読んだ方はぜひ感想教えてください!
なんだかえらく仰々しい日本語版「十面埋伏」のオフィシャルページもありました。
ちょっとそそります。
コメント
読みました!
張平の作品はこれと「凶犯」も読みました。
私は「十面埋伏」のほうがのめりこみました。
登場人物が多いのですがそれぞれがそれぞれの場所で事件に巻き込まれていく様は壮絶で映画向きの作品だと思いました。
でもやるなら香港映画のスタッフでやってほしかったですね。
インファナル・アフェアのような感じで。
韓国だと脚本も変わるだろうしセリフも韓国語なのでちょっとがっかりです。
go_rakuさんこんにちは!コメントありがとうございます!
「十面埋伏」、のめりこめるほどおもしろいんですね!それはぜひ読んでみなくては!
インファナルアフェア、私も好きです。なぜ香港からオファーがいかなかったんでしょうねえ。不思議です。
そうだったんですか~。
この前本屋さんで見かけて(原書のほう)、てっきり「LOVERS」かと思ってました。やけに派手な表紙だし、何で今頃?と思いながら。^_^;
>ぺりおさん
タイトルで検索したらLoversの記事のほうが多く出てきました~。
ぺりおさんはよく中国書籍を本屋さんでチェックされてますね。いいなあ~!私も内山書店とか一度行ってみたいです♪お店に入ったら最後、しばらく出てこないだろうなあ。