巴黎童話 ピーター・ホー 第8話まで & 2046



「巴黎童話」

毎夜、子供が寝てからつけっぱなしです。
全24話なので、3分の1を見終わりました。
やや中だるみ気味ではありますが、絶妙なところで新しい事件が勃発するので、次へ次へと続けて見ています。
が、ちょっとストーリーとしては、無理があるところが多いかな…
「それはないでしょー」とつっこみをいれたくなるところがたくさん。
でもまあ、もうちょっと見てみます。今は他に見たいドラマの在庫がないので。
(「像霧像雨又像風」もあるけど同じ監督だし。「新結婚時代」を見ると気分がかなり落ちそうなので今は保留)
そういえばこの前、「2046」を見たのを記事に書いてませんでした。
評価の分かれる作品ですが、私はすごく好きでした。
スタイリッシュな映像は相変わらず素敵だし、登場人物それぞれの、手に入らない誰かの心、失われた誰かの想い、ぐっと心に迫りました。
チャン・ツイイーはこれまでそれほど好きではなかったけど、今回、ああ、いい女優さんだなあ、としみじみ思いました。過剰な感情表現が必要な役なので、コン・リーなんかの「抑制の中の激情」と比べては少しかわいそう。彼女自身が持っていそうな気の強さと演じる役のキャラクターとがうまく調和していてとてもよかった。
キムタクがこの映画について「監督に言われるまま表情を作ったり動いたりして、自分が何をどう演じているのかよくわからなかった」的なことを(うろ覚えなので違うかも)言っていたけれど、それが画面を通じて感じられました。
ある意味、キムタク演じるところの男が、アンドロイドを象徴しているのかしら。アンドロイドを演じていたフェイ・ウォンたちのほうが、むしろ人間的に見えて。
■ドラマからの単語メモ
座驾 zuo4 jia4 :愛車
整 zheng3 :つらい目にあわせる
鲁莽 lu3mang3 :軽率な
连累 lian2lei :巻き添えにする

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