時期的にもあっているということと、89分という短さで、見てみました、映画「過年回家」(1999)。
「ウォ・アイ・ニー」の張元監督、シナリオは余華、主演にリー・ビンビン。
ベネチア国際映画祭銀獅子賞受賞。
ただいま
まあなんともしんきくさい映画です。
義姉を殺して17年間服役していた陶蘭が、お正月に一時帰宅を許される。通知書は刑務所から両親の元に送られているにもかかわらず、彼女には迎えが来ていない。偶然通りかかった刑務所主任小潔(リー・ビンビン)が、彼女を家に送り届けようと奔走する…
消せない過去を背負って沈み込む両親と陶蘭とは対照的に、小潔と彼女と関わる人たちのあっけらかんとした優しさがほっこり明るく暖かく、しんきくさいテーマのわりには中国映画にありがちな暗さがなくて、楽しく鑑賞しました。きれいにまとまりすぎて拍子抜けしたくらいです。
リー・ビンビンも初々しくてかわいい!新作映画DVDが届くのが楽しみ。
コメント
この映画、見ようと思って、まだ見てない映画の一つです~
リー・ビンビンが出てるんですね。
しかし張元、まだ復活してとれるんでしょうかねぇ・・・
うわぁ懐かしい映画ですね。これ2回ほどみた記憶があります。私的にはラスト以降どうなってしまうのかな?暖かく社会が受け入れてくれるんだろうか?と逆に心配になっちゃいましたね。余華がシナリオを書いてるとは知りませんでした。
>kumanekoさん
日本で公開されたものは、「いつでも見れるや~」と安心してしまい、なかなかみれないんですよね~。
リー・ビンビン、初々しくていい感じです。
張元、釈放されたみたいですが、今後の活動はどうなっていくんでしょうねえ…
>ニャロメ老師さま
2回もご覧になったんですね。
本当ですね、このエンディングの後の生活が彼女にとっての正念場ですね。お父さんと暮らしていくなら、やはり一生お姉さんの影はついてくるんだろうし。
シナリオは余華他3人の合作のようです。