映画「風声」のトレーラーが2つ出てました。公式なのか微妙な英語サイトも。
その1/その2
キャストも豪華だし、10月の公開を楽しみにしてるんですけど、原作を読んだ人にも楽しめるようにエンディングが変えてある(スパイは原作とは別の人間)というのが若干ひっかかります。変えるのはどうかそこだけにしてちょうだいよ、と。
物語の舞台はひっそりとした豪邸、極秘で集められた4人のうち誰か1人がスパイ、日本人である将校が裏切り者は誰か、心理戦を駆使しつつ突き止めていく、というストーリー。小説では彼が日本人であることにはそれほど意味は持たされてないんです。追い詰める側と追い詰められる側の対立はあっても、日本人対中国人という対立はほとんどなかったと思います。それがなかったからこそ、話が散漫にならずにぐいぐい読みすすめられました。
将校はたまたま日本人、でも中国育ちで言葉はペラペラ、冷酷非道の頭脳明晰な切れ者と、それほど悪くないイメージで描かれてるんですよね。
それがどのように変えられているのか…「東京裁判」の高群書監督がどう料理しているのかが気になる所です。日本語のセリフ多用など、ムダに日本人というのを強調してそうな…
このところあまり勉強できてません。気候のせいにしちゃいけないんですけど、ええ、暑くってね、つい…。
読書(日中英、韓は中断中)ばかりしています。勉強らしいことと言えば、前に読んだ本の精読。自分で文章書いてみると、もっと成語を駆使したくなるので、小説の中からピックアップして作文してみたり。
で、やる気が出るかな、と、こんな本読んでみました。
楽しく、ラクに、シンプルに! 英語ハックス
「達人」の英語学習法―データが語る効果的な外国語習得法とは
両方とも目新しいことは書いていないんですが、すぐに自分のプランに取り入れられそうな勉強法がたくさん載っていて、マンネリ気分を吹き飛ばしてくれそうです。とくに「達人」の方は、忙しい社会人の1日の中でどのように英語学習時間を確保していくか、というのが丁寧に書かれているので、「私もがんばろう」という気にさせてくれます。
こういう啓発本はじーっと何時間も読んでちゃダメですね。ぱぱぱーと目についたとこだけ読んで、頭に残っていることを即実行に移すのが一番。のんびり読んで「フンフン」とうなずいてる間に、テキスト何ページも勉強できちゃうわけですから。