約2週間で読み終えました!
お昼のメロドラマにありそうなストーリーです。くっついたりはなれたり。お色気シーンもあり、バカバカしすぎず、登場人物に共感できるところもたくさん。ちょっとハッピーな展開になったと思ったら、次のページではどん底に突き落とされちゃう。
読みやすいのであまり先の展開を想像したりすることなくスイスイ読んでいたら、突然の展開に思わず涙をこぼしてしまいました。
笑いあり涙あり、そしてバッドエンドではない軽い読み物です。短い旅の列車の中で読んじゃうような。
英語も読みやすいのでおすすめでーす。
続いてはこちらです。
2012年2月のアメリカアマゾンのオススメ本として紹介されていました。
去年ウィッシュリストに入れたままだったので、今年の同じ時期にチャレンジです。ただいま25%まで。
かつて、二人の間にさずかった子供を失ったことがある、もう若くない夫婦、JackとMabel。ふたりは新しい生活をはじめたくて、「世界の果て」アラスカに入植者として移り住みます。しかしアラスカの寒い季節はふたりの想像以上に苛酷なものでした。笑みを忘れた彼らの前に、不思議な少女が姿を現します。
少女の白い肌や氷のように青い瞳、雪の積もった荒野を照らす薄青い月の光、私のおぼつかない英語力でも、読んでいると脳裏に鮮明な映像が浮かびます。夫婦二人だけの山小屋の様子と、友人そして少女が訪れる賑やかで鮮やかな場面との対比が、彼らの寂しさをくっきりと際立たせます。
窓の外は暖かい日が続いていますが、私の頭の中は1920年代のアラスカでいっぱいです。
さて。書店でこんな本を見つけました。
狼の群れと暮らした男
去年の夏に読んだ、ジョディ・ピコーの新作を思い出します。
調べてみたら、やっぱりShaun Ellisに取材していました。
A conversation with Jodi about Lone Wolf
物語の中にはおさまりきらない、狼と人間との共同生活がどんなものか、気になります。チャンスがあったら読んでみたいと思います。
↓おお、日本のアマゾンからKindle版が買えるのですね。