タスク管理と、私のちいさなノート



2月16日に発売になりました。どうぞよろしくお願いいたします。

Chapter 1:タスク管理

読んでくださった方はお気づきかもしれませんが、Chapter 1は私なりのタスク管理の方法について書いています。

私なりに理解し実践しているGTDでいうところの、最終到達目標の設定から、計画、実行、進捗管理、そして振り返りと仕組み化までの一連の流れを紹介しています。

ノートをカーナビに例えたこと、また、さらっと「たすくま」を紹介していることからもおわかりのように、タスクシュートの考え方も、とても参考にしています。

ちなみに、バレットジャーナルの本でも、GTDのInboxの概念を盛りこんでいます。
タスク管理になじみがある人は、「ああ、あれのことね」とピンときたでしょうし、そうでない人も、ステキな挿絵(by 狩野直子さん)のおかげで、すんなりと理解できたと思います。

ライダー・キャロル氏の著書にもGTDとPDCAについてページが割かれていたので、彼自身もバレットジャーナルにこういったタスク管理の手法をしっかり使っているものと思われます。

Chapter 2~:ブレイクダウンと実行

GTDをはじめとするタスク管理のメソッドについての本には、「ゴールのために必要なことを洗い出し、細分化してスケジューリング」のように、さらっと簡単に書いてありますが、そこがなかなか難しい。

ちゃんと計画を立てたつもりなのに、全然計画通りに進まない。

計画倒れにならないように、どうやって予定時間を見積もるか。

計画がうまく行かないと、正確な予定を立てることにムキになってしまいますが、やってみてもいないのに、正しい時間が見積れるわけがないのです。

そのことに気づいてから、少しラクになりました。

実際にいくつかの教材の掲載許可をいただいて、「この教材をどのようにブレイクダウンしてやっているか」というところまで紹介することができました。

私のやり方が万人にとっての正解というわけではなく、自分のその時の状況や条件によってどういうふうに細分化していくか、という例を示せたのではないかと思っています。

細切れ時間しかなくても、できることはある。「自分ならどうするか」と考えるときのたたき台にしてもらいたい。

デジタルとアナログ

計画しただけでは夢はかなわない。
実際の暮らしのなかにやるべきことを落とし込み、小さいけれども着実な一歩を重ねることで、少しずつでも進んでいく、そのためにできるくふうを「ノート」というアイテムを軸に紹介しました。

とはいえ、私自身はノートと並行してデジタルツールも人並み以上に活用しています。
デジタルツールについて語れる余地がないことには、片手を縛られてたたかうような不自由さがありました。(それがあってこその楽しさも味わいましたが)

読んでくださる方には、そのあたりをうまく柔軟に補い、自分らしくふくらませて活用していただきたいと思っています。

新しい本が出ました!! KADOKAWAさんより『英語が身につく ちいさなノート術』という本をお届けすることになりました。 ...

シェアする

フォローする

スポンサーリンク