5月にIPテストを受けられることになりました。急に決まったので、対策のための期間は1ヶ月弱。
しかも6月にはHSKを受けるつもりで頭が完全に中国語モードになっていたので、どうなることかと不安でしたが、返ってきたスコアは2年半前よりも50点アップしており、無事Aクラスに入ることができました。
手帳を見返すと、力を入れてやったのは究極のゼミPart 5&6、究極のゼミPart 7、前から家にあったシナゴンシリーズのPart 5&6の模試本(中国語)。
それから、スキマ時間に金のフレーズを聞いていました。
金のフレーズは頻出語句を集中的に覚えるのに便利です。
新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ
作者: TEX加藤
前回のアビメを見ると、リーディングは語彙がほかに比べて圧倒的に取れていなかったのですが、今回のアビメではこのグラフの高低差が小さくなっていたので、この語彙に絞った対策が功を奏したといえそうです。
前回受験するときに取り組んだテキスト(シナゴン)を再度やってみて、どの回をやっても同じ問題を間違うのがショックでした。それだけじゃなく、前に正解していたものも間違うんですけど…。
勘で解いて、答え合わせして解説読んで終わっただけでは、ぜんぜん身につかないんだなということを痛感し、今回はそれぞれの語句に丁寧につきあうことをテーマにしました。
見覚えはあるけど意味をはっきりと思い出せない単語をSUBZINで検索して用例をたくさん取り出して音読したり、英英辞典を引いて説明を音読したり。
模試を毎日解いてるとすごく勉強した気になるんですが、こういう丁寧な振り返りをしないとやりっぱなしになるなと反省しました。
テストは点を取るのが最終目的でなく、自分のわからない部分をあぶりだすためにあるのだから…。
シナゴンシリーズは日本語訳も出ているようです。シナゴン本は解説が詳しいので、とてもためになります。
新TOEICRテスト スーパーリアル模試1000問 【CD-ROM付き/MP3音源】
作者: アン・ノチャン
「究極のゼミPart 5&6」も3周まわしました。
DL特典付 TOEIC(R)テスト 究極のゼミ Part 5 & 6 (TOEICテスト 究極シリーズ)
作者: ヒロ前田
このテキストのいいところは、問題タイプ別に学習できる点。自分がよく間違う問題のタイプがよくわかります。
対話形式の解説も最初はちょっとうっとうしいかなと思ったけれど、間違うときの思考の流れが理解できて、同じような間違いを防ぐことができるようになりました。
「全部読まなくても解ける問題」は、もともと得意なタイプの問題なのですが、全部読んで回答していたので、このおかげでだいぶ時間を節約することができるようになりました。
このテキストをやったあと、改めてこのアプリの問題を解いてみると、8問中毎回1〜3問は間違えていたのが、何度も全問正解できるようになり、自信がつきました。
1日3分 TOEIC(R) TEST PART5!(アルク) 1.4.2
分類: 教育
価格: ¥200 (ALC PRESS, INC.)
「究極のゼミPart 7」
TOEIC(R)テスト 究極のゼミ Part 7 (別冊模試・DL特典付) (TOEICテスト 究極シリーズ)
作者: ヒロ前田
私の場合、長文の大まかな意味は取れるし時間もそこまで不足はしないけれども、回答ミスが多い傾向があります。
この原因のひとつは設問・選択肢の理解不足のようです。焦るあまりにちゃんと読めていない。
ちゃんと読めていないといえば、去年TOEICを受ける直前に読んだテクニックを重点的に解説した本に、スキミングなどの読み方についての説明があり、なるほどと思って受験時に取り入れてみたのですが、結果は惨敗でした。
今回、スキミングで読む時間と、ちょっと急ぎつつ意味を把握して全文をちゃんと読む時間を計ってみたら、かかる時間はほぼ同じでした。
長文を読む前に問題の選択肢を読むというテクニックも、混乱が大きくなるだけなので、設問を読んでぼんやり頭に残すだけにとどめました。
結果的に、「全部読む」のが落ち着いて問題に取り組めるということに気づきました。
この本は1周しかしていないのですが、設問や選択肢の把握速度を上げるのに役立ったかなと思います。
長文については、記憶保持率を高めるために、「1センテンスを読んだ後、テキストから顔を上げて諳んじる」という練習をやってみました。
長文を速く読むことに気をとられると、目が上滑りして、「読んでるけど読んでない」状態にしょっちゅうなってしまうことを防ぐためです。
やっているうちに、黙読時の集中力と記憶保持力が上がったかなと思います。
これは私には結構効果があったので、おすすめです。
この3冊に共通した学習法は、「同じ問題を答えを見る前に3回解く」ことです。
これについては、長くなったのでまた次回にします♪