秋の多読チャレンジ 2016、終了しました!

「秋の多読チャレンジ」2016 多言語バージョンに参加してくださった方、ありがとうございました!

私はと言えば、いつものように後半は失速してしまいましたが、なんとか英語はすべてのジャンルをクリアして、中国語と合わせると計9冊を読むことができました。

英語は途中でSapiensを読み始めたのが敗因です。

しかも邦訳を買ってしまったので、いまは原書は放置されているという…。

スポンサーリンク


中国語は並行読みが過ぎて、どれもなかなかすすまず読み終えられないという結果に終わりました。

我不是潘金莲
波西米亚楼
推拿
我们台湾这些年

ほぼ全部、中国語原書会のお題ですね…読み切りたいけれど次から次に別の本(日本語も英語も…)が気になってしまいます。

我们台湾这些年というのは、サブタイトル「一个台湾青年写给13亿大陆同胞的一封家书」にあるように、台湾で生まれ育った著者が「大陆同胞」に向けて書いた台湾についての本です。台湾で起きた大小さまざまな出来事と、著者がどのように生まれ育ってきたのかとが並行して書かれており、当時の時代の雰囲気がとてもつかみやすい構成になっています。

1981年の陳文成事件といった比較的大きなニュースから、1982年、金庸作品の台湾解禁など、庶民の目から見た台湾の70年代~2000年代はじめのできごとが書かれていますが、90年代より以前の台湾について自分がほとんど知らないことに気づきました。たとえば戦前の台湾であったり、ここ20年くらいの台湾事情については、メディアを通じていくらかは知識があるのですが、70~80年代の台湾については知らないことばかりでした。

中国国内で出版されている本なので、都合の悪いことは書かれていないのでしょうが、それでもとてもおもしろい本です。ページをめくるごとに少しずつ成長していく同世代の著者にも共感します。

ご参加ありがとうございました!

今回、参加してくださった皆さん、ほんとうにありがとうございました!おかげで忙しいシーズンながらも、いろんなジャンルの本を読むことができました。みなさんが紹介してくださった本も大変参考になります。

読むスピードははやいほうだと自負しておりましたが、上には上がいらっしゃるものだと実感いたしました。私なんてまだまだです。

またいつかこういった企画をやりたいと思いますので、そのときはまたぜひよろしくお願いします!!

https://twitter.com/Norin_76/status/803816855068491776

タイトルとURLをコピーしました