おもしろかった!!何以笙箫默



ドラマ、映画、原作、全部見ちゃいました。

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何以笙箫默 (顾漫欢笑言情系列) (Kindle电子书)

作者: 顾漫 (作者)

映画は詰め込みすぎ、ドラマは最後の部分がちょっと間伸びしてしまった印象、小説は意外にコンパクトにまとまっていました。

ドラマは32回と長丁場ですが、飽きずに見ることができました。
大学時代につきあっていた2人が、突然の別れのあと、7年後に再会するところから物語は始まります。
別れの理由や、離れているあいだに起こった出来事など、相手について知らなかったことを少しずつ知ることで、少し大人になった2人がお互いへの思いを深めていくというお話です。

韓国ドラマのように思いもかけない大事件が次から次へと降りかかる、ジェットコースターのようなドラマかと思っていたら意外にそうではなく、主人公や脇役にうんと感情移入してしまいました。

当たり前といえば当たり前ですが、恋人のふたりの会話にもじゃんじゃん成語や俗語が登場します。

一朝被蛇咬,十年怕井绳

天涯何处无芳草

苦守寒窑〜

などなど。iOSの中国語入力では、これらを入力するときに全て予測変換で続きが出てくるところを見ると、ネイティブなら知ってて当たり前、つい口をついて出てくるような語句なんでしょうねえ。次から次へと知らない表現が…語学って果てしない…。

ドラマを見ていると、せめて成語くらいはもっと自在に使える数を増やしたいという思いが強くなります。
原作小説の会話以外の地の文にはさらに多くの成語や見慣れない書面語が出てくるのですが、この本が恋愛小説ということを考えると、中高生でも理解できる程度の語彙なんでしょうね、きっと。

かなり気に入ったので原作小説を何度か読み返し、出てきた語句に馴染んだあとで、ドラマのダイジェスト版で復習しようかと思っています。

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コメント

  1. Chie より:

    こんにちはー、私、先日ドラマを最後まで見たところです。学期が終わって気が抜けてた気持ちの隙間に入って、どハマりしてしまいました。もしやMarieさんなら見てるのでは!?とブログの過去ログをあさりに来て、やっぱり!うれしー、と喜んでいます。
    後半少しだれた気がするけど、大人の俳優2人が、若者時代を回想し、もしあの頃に戻れたら、あんな選択はしない、と夢物語を語り合った後で、でも実際にはこうだったことを後悔とともに彼が振り返るシーンが、かなり心に響きました。起きてしまったことは変えられないのだな。その気持ちを抱えて生きてくしかないんだよね…としんみり。

    職場で院生さんに若い中国人女子がいっぱいいるので、一念発起して中国語を再開します。ドラマで弾みがつきました。小説もチャレンジします。がんばります!
    また覗きに来ます!

    • Marie より:

      こんにちは!わー、ドラマご覧になったんですね!ツッコミどころはいろいろあるけれども、韓ドラみたいにぶっとんだ展開になることもなく、ずっと感情移入しながら見ることができたので、思い入れのあるドラマです。ドラマを見た後の小説もよかったですよ!
      中国語頑張ってください!私も最近さぼっているので、刺激になりましたー。