この記事の続きです。
Kindle Paperwhite 単語帳機能 | Mandarin Note
質問をいただくことがおおいので、まとめてみました。雑ですが。私のKindleはメニューを英語にして使っています。メニュー表記以外は日本語でも英語でも同じなので画像を参考にしてください。単語帳機能を開く…
他にも、ドイツ語・ポルトガル語・イタリア語・オランダ語・中国語でもできますが、ひとまずフランス語とスペイン語で試してみました。仕組みは同じなのでどの言語でもできると思います。ぜひ試してみてください。
Kindleの単語帳機能は「辞書を引いた語をストック」していってくれます。
逆に言うと、辞書を引いても辞書の中に該当の見出し語が含まれていなければ、その語句は単語帳に保存してもらえません。
上の7か国語、英語を入れると8か国語(日本語を含むと9ヶ国語)は、kindleで辞書引きができる○英・英○辞典が無料で付属しているので、その言語を学習する目的で単語帳機能を使うことができます。ハブになるのは英語なので、ある程度英語ができることが必要になります。
(書いてて思い出したのですが、以前は日本語でいうと大辞林のような、仏仏辞典とか西西辞典とかしか入ってなかったような気がするのですが、今はそれらが消えていて中国語以外は○英・英○のみになっているみたいです)
私が試した方法です。
多言語ソースといえば、NHK World ニュースがてっとり早そうですね。
ここからフランス語とスペイン語の記事をコピーし、テキスト形式またはWord(doc)形式でそれぞれ保存します。
これを、自分のKindleアカウントにひも付けられているメールアドレス宛に添付送信します。
すると、このファイルはkindle用の書籍データに変換され、Kindle端末に送られます。
USB経由で直接Kindleにインポートしたデータは、読むには問題ありませんが(辞書も引ける)、なぜか単語帳機能は使えないので、メール添付の方法でインポートしてみてください。
まずはフランス語から。
Kindle端末で、cloudに保存されている自分の書籍の中から、Oxford Hachette French-English Dictionaryをダウンロードします。無料で付属しているので購入の必要はありません!
先ほどメール送信したニュース記事です。ちゃんとKindle用のデータに変換されて届いています。
辞書も引けます。なんとなく意味が分かる、気がします。気がするだけです。
単語帳を開くと、こんな感じで辞書を引いた語句が登録されています。やった!
覚えているかどうかテストできる、フラッシュカードを開きます。表に語句とニュース記事での用例、裏は仏英辞典。
スペイン語もいってみましょう。
辞書引きはこんな感じです。説明長かった。語句のチョイス失敗。
単語帳に登録されました。
フラッシュカード。
中国語については、過去記事でも紹介したことがあるので省略。フラッシュカードはこんな感じです。中中辞典も中英辞典も入ってます。
というわけで、英語以外の言語学習者のみなさん、多読以外にもKindleを学習ツールとしてどんどん利用していきましょう!!
有料で購入した英辞郎もばっちりKindle単語帳で使えることから推測するに、Kindleでルックアップ辞書が引けるタイプの辞書が入っていれば、ほかの言語でも単語帳が使えるのではないかと思います。
ロシア語なんかは、アメリカアマゾンのKindleフォーラムで「使えるロシア辞書はないの?」という話題が多く出てきています。そこを読む限り、使える辞典はあんまり出てなさそうですが。
ただ、英辞郎でもCD-ROMの辞書データからKindle用の辞書が自作できるようなので、どうしても必要な人は手持ちのデータから自作することも不可能ではなさそうです。
他の言語で、Kindle端末でルックアップ辞書として使えるものが売っていないかなーと見ていたら、スウェーデン語はありました!
レビューにも、Kindle Paperwhiteでスウェーデン語書籍で辞書が引けたよーと書いてあります。(日本語ではなく英語・スウェーデン語辞書です。念のため。)
ほかにもあったらぜひ教えてくださいませ。