読み終えました。
さわりの部分から泣き通しでしたが、泣いた後すぐにニヤリと笑わされたり、ただ哀しいだけのお話ではありませんでした。存在感のある脇役たちが物語をより重層的に盛り立てています。
一冊の小説がキーアイテムになっているのも、本好きにはたまりません。
英語はシンプルで読みやすく、たまに辞書を引いても出てこない若者言葉や俗語なので、適当に意味を類推しながら進みました。
十代に戻った気分で、誰かを好きになって想いあう喜びや哀しさを味わいました。
オススメです。
邦訳も出ているのですが、アマゾンのレビューにはどうぞ目を通さずに読んでください。
さよならを待つふたりのために (STAMP BOOKS)
作者: ジョン・グリーン, 金原 瑞人, 竹内 茜
読むことについての上達を感じた今回。単語十分に知らなくてもKindleあればなんとかなるし、自分の語彙不足の状況を具体的に測れるから語彙力対策にもむしろよいかも。(多読で語彙力が奇跡のように得られるとは思わない)
— Marie (@marie__100) 2014, 7月 7
最初の2〜3割を読むのにすごく時間と労力がかかるのは以前も今も変わらないので、原書読んでみるけどいつも半分いかずに止まっちゃうという人は、さわりの部分を邦訳で読んじゃうのも手かと。あるいは原書と訳を並行して読んで理解の助けにする。物語が動き出してからは読む速度が圧倒的にアップする
— Marie (@marie__100) 2014, 7月 7
自己啓発系ばかり読む人は、そういう体感はあまりないかも。出てくる語彙に慣れてスピードアップはあっても、ストーリーに引きずられて坂道を転げ落ちるようにページをめくるという体験は
— Marie (@marie__100) 2014, 7月 7
ミステリーもので登場人物少なくてさわりで解くべき謎が提示されてるものは読みやすいけど、ひとの心理をこまやかに描いて最後まで大きな事件が起こらないような小説は最後まで読みにくい。語彙もややこしいし。そして語彙は簡単そうに見えても短編小説は難しい。行間とか空気感とかまだうまく読めない
— Marie (@marie__100) 2014, 7月 7