NURIAN FX1 使用感(2) 動画とテキスト

動画再生機能
ipod nanoが出た時、あんな小さな画面で動画を見ることは私には無縁だろう、と思っていたのですが、せっかく機能があるので、FX1の動画再生機能、使ってみました。
まずは動画ファイルの変換をしなければならないのですが、これがとても簡単にできました。

まずはヌリアンのサイトから専用コンバーターソフトをDLします。

トップ→SUPPORT→DOWNLOAD→ヌリアン ビデオコンバータ
(頑張ってハングル読みましょう)

ソフトをインストールして、変換したいファイルを読み込み、保存先を指定、機種指定でFX1を選択し、スタートボタンを押せば自動変換されます。とても簡単。私は早速、鑑賞中の「暗算」を入れてみましたが、スムーズにできました。経済版ですが、2~3話分が15分くらいで変換終了。

FX1にSDカードを挿入、初期化しておきます。カードは2GBまでOKだそう。
付属CDにPCリンクうんぬんというソフトが入っているのですが、それを使わずともデータ移動が可能です。
FX1とPCをUSBで接続します。リムーバブルディスクとして読み込まれるので、そこにそのまま、変換されたファイルを放り込みます。専用フォルダを作らなくても呼び出し可能です。

PCの方で安全な取り外しを実行し、FX1の方もESCボタンを押して、USBの安全な取り外しを実行します。で、できあがり。
マルチメディアの「カードA」というメニューを開くと、ファイルが表示されるので、選択すると再生が始まります。画像は思ったよりきれいで、字幕もはっきり見えます。早送り・巻き戻しは左下のバーをクリックすると該当箇所に移動するというシステムで、ちょっとやりにくいのですが、レジューム機能もあるので便利そうです。
ただ、イヤフォンの線が抜けると、内蔵スピーカーから音が出るので、電車の中などで再生するときは要注意ですね。(一度やってしまい、あわててスピーカー部分を手のひらで押さえました…)

テキストビューア
テキストデータも、同じようにカードに放り込むだけ。ちなみに、中国語TXTファイルはUTF-8で保存すると文字化けするので、unicodeで保存するといいようです。韓国語はまだやっておりません。

テキストビューアはフォントの大きさが変更できます。

(2009/02/12編集)フォントカラー、背景色も変更できるのは便利です。フォントを大きくすると、通常の中国書籍の時の大きさくらいになります。バックライトが明るすぎると目が疲れるので、暗めの設定にしています。その代わりに、読んでいるうちに照明が切れると困るので、バックライトOFFになるまでの時間は少し長めに設定。
ドラッグ&Enter(スタイラスで該当箇所をなぞって反転させ、チョンとひとつつき)でテキスト内の語句を統合検索してくれるので、わからない単語があっても意味を確認しながら読み進められます(あまり頻繁にはやりませんが)。こういうときは中日辞典でなく中中辞典というのがいいですね。中国語モードになっている頭の働きを妨げません。しおり機能もあるので、前回電源OFFにしたところから再表示してくれます。

おもしろいのが、TTS。テキストビューアで読み込んだ文章を人工音声(英・中・日)で読み上げてくれます。中国語は不自然ですね。四声の確認をするくらいしか使いではなさそう。英語は中国語よりはマシですが、微妙ですね…。日本語は試してません。

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