噂のモレ本2冊、読みました!!
緑の方は、モレスキンを便利に使うハックが、創造系・ビジネス・ライフログ、などジャンル別に詳しく紹介されています。
タグや見出し、索引を作ることでスピーディーに情報にアクセスできるんですねー。普段のノート使いにも参考になるハックがたくさんありました。
黄色の方は、凝った装丁・オールカラー、など、こだわったつくりになっていると話には聞いていましたが、手にしてみるとそれが一層実感できました。
さまざまな生活環境、職業、世代のユーザーのモレスキン。
それを読んでいる私は、モレスキンの便利な使い方を探しているつもりでしたが、実はそれぞれの持ち主と自分との共通項を探していることに気づきました。
自分と似たような年頃、同じような趣味を持つ方のページを見て、「おー、こういうレシピのまとめ方は面白い、モレスキンを吊るしているこのクリップは私が使ってるのと同じ無印のじゃないか?」などと結びつけるのはもちろん、自分とはまったく関係のなさそうな職業の方のページを見て、「この使い方は私にも使えそう」と、自分の暮らしの中のワンシーンを、見ず知らずの方のモレスキンの1ページに重ね合わせてみたり。
この本を見ていて楽しくなるのは、見知らぬ誰かのページのどこかに、まだ見ぬ自分のモレスキンが垣間見えるからなのでしょう。
本の中にもあるように、「必ずしもモレスキンである必要はない」んだろうと、私も思いました。どんなノートででも実践できる使い方であるにもかかわらず、それでもモレスキンを選び、愛着を持って使い続ける人たちがいる。
それはなぜだろうと考えると、まず、モレスキン自身の持つストーリーがあると思います。ヘミングウェイやピカソ・チャトウィンが使っていた伝説的ノート、それにまつわるたくさんの魅力的なエピソード。それらが毎日の記録をつける原動力になるであろうことは、私もよくわかります。
さらに、廃盤を心配しなくていい決まったフォーマットがあると、継続しやすいということも大きいと思われます。
ちょっと例えが飛躍しますが、ラジオ語学講座を利用していたときも同じようなことを感じました。
自分の意思を離れても、そこに厳然と流れが存在し続けるものがあると、続けやすい。一旦続けると、自分の体になじんできて、却ってそれに触れない日があることが不自然になる。そして、同じツールを使う仲間たちの存在がさらに愛着を深める。
まだまだ使い方模索中のマイモレスキンが、これからどう変化していくのか、とても楽しみです。
コメント
遅ればせながらですが
クリップおそろいです!
よほど大判の重いレシピ本でもない限り
大抵挟めるので便利ですよ!
ブログを拝見していつも触発されています!
私からはあまり発信できてませんが(汗)
またいろいろ情報交換できたら嬉しいです。