(過去の学習の見直し・自分の特質を見極める)
引き続き、学習プランについて。
「1冊仕上げるキャンペーン」を完走できなかったことで、
結局私って、中学生の頃とほとんど変わってない…
としみじみ実感しました。
中学時代、先生がテストのたびに、試験前2週間の計画シートを皆に配っていました。30分ごとに破線で区切られた時間表に、部活や夕食などの時間を書き込み、残りの時間を有効に使い、試験勉強の予定をたてるように、ということでした。
私、毎回、ものすごく丁寧に計画表を書いたんです!
歴史はこの日に○~○ページまで、数学は問題集のここからここまで、なんていうふうに、細かく予定を書き込んで、色分けまでして。
…で、部活が休みになる試験1週間前にはすっかり忘れてぼけっと過ごし、結局勉強は試験の前の日に慌てて詰め込む…というのの繰り返し。
いまだに懲りずに、綿密な計画を立てては失敗し、へこんでいます。これって、私には向いていない方法なのかもしれません。手帳も1年続かないし。
多分、世の中には
綿密な計画(時間割)を立ててうまくいく人
〃 うまくいかない人
の2つのタイプがあるんですよね。
で、うまくいかないタイプがダメなのかというと、きっとそうではなくて、ほかにうまくいく方法があると思うのです。
過去の成功体験をさぐって、それからうまくいく方法を導き出せないかなと考えました。
(あえて、失敗体験をスタート地点にはしないでおきます)
1、本を読むのは苦にならない
(1冊中国語の本を読み終えたときの興奮が私の学習の土台になっていると思う)
2、ほとんど話せない状態で始めて1年足らずでHSK8級がとれた!
(なぜか試験に強い)
3、飽きっぽいが、最近になって、複数の三日坊主学習をうまくローテーション
させることで、結果的に継続できるようになった
4、ラジオ講座を3ヶ月続けて聞くことができた(今回追加)
以下は、そこから考えた対策です(ノートに走り書きしたのを清書)。
1→暗記ものではなく、読んで楽しめるタイプのテキストを選んだ方がいい?
3→好奇心が他に向けば、無理せずそちらを優先できるプラン作り
→でも「2」のことを考えると、やはり期間を区切った方がレバレッジがかかる?
→「一日のこの時間にこの勉強をこれだけ」と決めるから、その時間にできないだけであっさり挫折してしまう。それなら、「一日」ではなく、「一週間のうちのいつでもいいので、これだけの時間を確保してこれだけの勉強量」と設定してみては?
→予定より前倒しで終えることができれば、よりやる気が出る設定に。効果UP?
4→同じ時間に同じ勉強をすることが習慣化してしまえば、苦もなく続けることができた。ラジオ講座は主に電車の中で聞き、昼休みに職場のデスクで復習。時間というよりは場所?場所ごとにやるテキストを決めて習慣化?(今回追加)
私は「暗記するぞ!」と意気込むと、99%続きません。同じように、「このテキストを完璧にする!」と目標を立てると、すぐにつまづいてしまいます。
完走できなかった「中文造句」も、「全て自力で造句しなければ!それまで絶対答えは見ちゃダメ!」と厳しいルールを作ってしまったのが間違いだったかもしれません。もっと軽い気持ちで挑めばよかった。
この際なので、今後しばらく、「完璧にしないぞ!」ということを目標にしようと思っています。でも、これだけじゃアクセル踏めないので、「完璧にしようと思わず、同じテキスト3回繰り返すぞ!」というテーマで行きます。
1回目の負荷は特に軽くして、
・文章の意味を確認する
・音読20~30回
・日本語訳だけ見て原文がすらっと言える
このくらいであっさり次へ行く。
2回目からは、練習問題をやるとか、少しずつ難しくしていく。3回目には、練習問題の日訳を原文に戻せるくらいの力がついていればいいんですけど。
この方法は、2回目以降をちゃんとやる、ということがキーポイントとなりそうです。おおまかに1冊やり終えて満足しただけで新しいテキストに目移りし、それっきりにならないように…。でも、今なんて、手をつけてもいないのに新しいテキスト買っちゃってるんだから、それだけでも進歩といえるかな…。
いろんな勉強のスタイルがあって、人それぞれ自分にあった学習方法があるんだろうと思います。勉強に割ける時間もそれぞれ違いますし。
まずはどんどん試してみて、自分に合いそうな方法を取り入れていくことで、より効果的な学習ができればいいなあと期待しています。皆さんはどんなタイプですか?