ちょっと散歩に出るときの小さなカバンをいくつか買ったところ、長財布がかさばって邪魔に感じるようになりました。
ふだんは大きなカバンを愛用しているのであまり気にならないのですが、小さいカバンに入れると、財布しか入らない。というより財布が入らない。
ズボラなので、小さい財布と大きい財布の使い分けなんて絶対にできないのはわかっています。
そこで、最近よくTwitterのプロモーションに出てくるSYRINXのHitoeという財布を試してみることに。
クラウドファンディングで大人気というあのメーカーです。
おうちで試せる
気軽に買えないお値段ですが、SYRINXでは「どこでもショールーム」というお試しサービスを提供されています。
店頭で気に入った財布にお金とカードを詰めてみる、なんてことは不可能ですが、このサービスを利用すればそれができます。送料負担が必要ですが、リアル店舗の店頭お試しよりじっくり検討できるのが魅力。
Hitoe Fold・二つ折りタイプ
まずは最高にコンパクトな二つ折りタイプのHitoe Fold。
お試し用の商品なので、キズや使用感がありますが、その点も購入検討の参考になります。
いつもはごつい長財布を使っているので、ちょっと心もとない気もします。
お試し品なので、小銭入れ部分がややクタッとしてきています。
カードを留める部分も。ここはあまりさわらず使って、と公式にも案内がありますが、最初はどうしてもさわりがちになりそう。
お札、コイン、カードを入れてみました。お札の肖像がさかさまですみません。
こんなに薄い。
小銭入れのフタがわりになっているフラップ部分がクタッとしていて、コインが飛び出さないかちょっと不安になります。
(夫は財布を開いた状態でひっくり返して小銭がこぼれたのを見て「ダメじゃん」と言ってましたがあなたが極端なんじゃん)
私はレジ前でもたもたしてしまうタイプなので、この繊細なつくりは向いていないかも、と思いました。
そして心配性なので、予想を超えてじゃらじゃらと小銭のお釣りが返ってきたときのことを考えるとしんどくなる。
あと、ここしばらくずーっと長財布を使っていたので、二つ折り財布がしっくりこなかったです。
留め具が使われていなくて、革だけで構成されているというのは商品の魅力ではあるのですが、メルカリに出品されている同製品の使用感を見ると、長財布の方が長く愛用できるかなと感じました。
Hitoe L-zip L・長財布
というわけで、長財布にしました。紹介している商品はお試し品ではなく購入品です。よりコンパクトになっている2021年バージョンではなく、2020年のバージョンです。
理由は、てかてかツヤツヤしている革よりマットな方が好きだから。そしてセール価格だったから。セール大好き。
まだ寒い時期に買ったので、使い始めてだいぶたちますが、結果から言うと大満足です。
財布のデザインについては、公式サイトを見たほうがわかりやすいと思います。
ダブルジップなのでどちらからも開けます。
短辺側はカードのみ出したいとき。
長辺側を開けたとき。
SYRINXのロゴがある部分が小銭入れなんです。
すごく薄くて浅い。好みの別れどころだと思います。
これまで使っていた長財布との大きさ比較。
青緑大好きなので、HitoeもAgaveというカラーがよかったのですが、残念ながら売り切れ。
タテヨコだけでもかなり違いますが、厚さの違いも大きいです。
Hitoeには何も入っていない状態。倍くらい違う。
もとの長財布から中身を出して、コインとお札、カード20枚近く入れてみた状態。
Hitoeがちょっとふくらみましたが、もとの長財布の厚さは見た目あんまり変わってません。
しばらく使ってくると、革がなじんでやわらかくなってきます。
角にはシワがはいっちゃいますね。
カード入れは2箇所に分かれています。
それぞれ10枚くらい入るので、計20枚収納可能。
お札やコイン、日常使いのクレカや図書館利用カードは長辺側のファスナーを開いて取り出します。
コインがちょっとしか入らないので、現金払いの時は少し悩みます。
ただ、二つ折りのHitoeと違い、いざとなったらお札入れの部分に放り込んでしまえばいいという安心感があります。これが決め手になりました。
小銭入れ、公式ではキレイに収納されてますが、ズボラ人間にかかるとこんな感じです。
たくさんコインは入りませんが、浅いおかげで小銭の種類や枚数が一目瞭然なのがいいです。
ボケてますが、短辺側のカード入れには病院の診察券とか保険証とか運転免許証とかを入れてます。
カードはMAX20枚しか入らないので、この機会にアプリに入れられるものはすべてそちらに移行しました。
最近はできるだけ現金払いを回避しているので、コインのことを心配するのはそれほどたびたびではありません。
レシートもあまりためないようになったし(上の画像ではGW明けのため、だいぶたまってますが)、荷物がコンパクトになって満足です。
革の手触りもよいです。お手入れに気を遣わなくてよさそうなのもありがたい。
でもその一方で、そろそろ革から離れてもいいかなあとも思っています。動物の革ではない、環境にやさしい素材で同様の製品が出るといいです。
財布に限らず、余計なものをそぎ落としてシンプルに、という考え方は際限なくつきつめていきたくなっちゃうものなんでしょうけど、そこまでストイックにならずともちょうどいいところを見つけられる余裕を持っていたいなと思います。