すきま勉強のすすめ



別に勉強に限ったことではなくて、こまぎれ時間を有効に使えるかどうかで、一日の充実度が全然違ってくる。
なにしろ子供にべったりつきまとわれて、トイレすらゆっくりできない状態。

そもそも育児はこまぎれ時間に、というわけにはいかないので、家事と勉強はなるべくこまぎれ時間を埋めるようにこなそうとしている(なかなかうまくいかないけれど)。
ちょいと余ってしまった空間にぐいと押し込むすきま家具の要領で、すきま家事、すきま勉強、というわけだ。
こまぎれ時間は、できたときに有効利用しようと思うと全然実行できない。
大事なのはあらかじめ準備をしておくことだ。

あらかじめの準備

■5分でできること、10分でできること、などをそれぞれ書き出しておく。
■無駄時間(ついぼんやりすごしてしまう時間)が一日の中でいつ頃できやすいか、自分の一日の流れを把握しておく。
■家のあちこち、思いついたらすぐ手に取れる場所に材料を置いておく。
 (学習材料だったり、ハギレぞうきんなどの掃除道具だったり)

家事、たとえば掃除であれば、場所を細かく分ければ、意外に5分10分ですませられることは多い。あらかじめ、時間内でできることを箇条書きにするなど自分の中で整理しておけば、ぽっかり時間が生まれたときにすぐに行動に移せる。
キッチン周辺にはちょこちょこ語学関係のメモを置いている。食洗機があるので便利だけれど、やはり台所に立つ時間は長い。

学習メモは復習モノがいい。すぐに頭に入ってくるのでロスが少ない。
書くのは名刺2枚分くらいの大きさのメモ紙、欲張らずに内容も少なめにしておいて、冷蔵庫に貼ったポケットに何枚か入れている。

キッチンでは、ヒマにしているのが耳だけ、という状態のことが多いので、すぐに聴ける音声教材がほしい。
水まわりに置くので安くて壊れにくくてコンパクトな再生装置を常備したいけれど、なかなかこれといったいいものがない。
自分で暗唱して口ずさむのが一番てっとりばやいかな。

ハングルに夢中になっていたときには、このすきま勉強がとても身になったけれど、中国語はなまじっか学習の度合いが進んでいるために、どうもうまくいかせない。

ながら勉強のヒアリング練習は、楽しいけれど聞き流しになってしまい、そこから新しい知識を得て自分のものにすることが難しい。

すきま勉強は高度なことを望まず、基礎の復習にあてるのが最も効果が出そうだ。

こまぎれ時間の使い方については、下記の本を参考にしている。成功例は眉つばだけれど、考え方はとても参考になる。

「ワタシ時間」をつくる時間簿のすすめ
「ワタシ時間」をつくる時間簿のすすめ

■本日の中国語
車で黒米公主(20分)
ネットでニュースの拾い読み
復習したいテキストをいくつか流し読み

シェアする

フォローする

スポンサーリンク

コメント

  1. carol_non より:

    Marieさん、おはようございます。
    私は家事をしながらiPodをいつも聞いています。
    私は主婦じゃないですが、家事に費やす時間って
    意外と長くって,それに家事(皿洗いや料理も)があまり好きではないのですが、
    中国語を聞ける時間だと思うと、お風呂掃除も苦にならずできちゃいます。
    私のiPodは携帯よりも小さいので、ポケットにいれておけるし。
    iPodでなくてもmp3プレーヤーはかなりおすすめですよ!
    シャドウイングもイアホンしてると、やりやすいですよ。
    でも、お子さんがいるのに、耳をふさぐのはよくないでしょうか?

  2. ぺりお より:

    こんにちは。
    家事をしながらの隙間勉強って意外に難しいです。
    会社へ行っている間なら、電車内、お昼休み等、勉強だけに集中できるけれど。
    家だと、Marieさんのおっしゃるとおり聞き流しになってしまうんですよね。
    これは、まさに私の今の課題でもあります。^_^;
    今は、仕方なく猫たちに中国語で話しかけてます・・
    Marieさん、リンクさせていただいてもよろしいでしょうか?
    またお邪魔します。

  3. Marie より:

    >carol_nonさん
    こんにちは。
    そうなんですよ、台所に立っている時間って思った以上に長いんですよね。有効利用できるといいんですが。
    ながら勉強するには耳しかあいていないから、聴きたいんですが、子供がいるとイヤホンはやっぱりできないんですよね…。見つかると壊されそう、というのも躊躇する理由の一つです。
    リビングにPCとコンポがあるけれど、それも音を出すと子供が触るのでコワイ…
    何かいい方法がないか考えているところです。
    >ぺりおさん
    こんにちは。
    最近は、ひとりっきりで1時間でいいから机に向かって勉強してみたい!と叶わぬ願いを抱いています。
    それが実現したところで、やっぱり子供が気になって集中できないのはわかっているんですけどね…。
    下の子がもう少し大きくなって仕事を探すときのためにも、地道にこつこつがんばります。
    猫と中国語でお話!いいですね!
    私は昼寝や夜の添い寝時間には、中国語で考え事をするようにしています。
    すきま勉強、なにかいいアイデアがあったらぜひ教えてくださいね!
    リンクの件は喜んで!
    ぺりおさんのブログ、勝手ながら私はもうリンクさせていただいてますよ♪これからもよろしくお願いします。

  4. yue より:

    Marieさんの記事に影響を受けて、すきまの時間を活用しようと、古い教材を出してきました。ウチも0才児がいて、日中は音を出しての勉強はやりにくいので、教材のプリントを見ながら復習してみます。時間の使い方がダメダメな私ですが、少しづつやってみますね。

  5. Shira より:

    すきま時間、私はすこーしまとまって使えるので恵まれていると思ってます。
    まず電車。中距離電車(東海道や常磐といった)を使うので、駅間が少し長いんです。本を読んだりMP3を聞いたり。
    昼間外に出たときには移動時間や待ち時間。
    ※その長さの時間、家にいるとするするっと過ぎてしまうんだなあ...。

  6. Marie より:

    >yueさん
    わー、一緒にがんばっている方がいると思うと励みになります!いいすきま教材(?)考案したらぜひ教えてくださいね!
    うちの子も0歳。9月生まれなので、もしかすると同級生ですね?
    自分の時間はほとんどない中、勉強を続けるのは大変ですが、お互いがんばりましょう!

  7. Marie より:

    >Shiraさん
    通勤時間というのは有効に使うと長期的にはすごく成果が出そうですよね。家にいると、10分そこらの時間なんて、本当にすぐに過ぎてしまうけれど、外では本が何ページも読めてしまう。
    私は家のあちこちに読みかけの本を放置しておいて、子供が遊びに夢中になっている隙に読んでいます。