見知らぬ場所 (Shinchosha CREST BOOKS) ジュンパ・ラヒリ
新刊が出ていたのをすっかり失念していて、ようやく手に入れ、とりかかっています。
1ページ目から物語にぐっとひきこまれ、主人公に寄り添っているような気持ちになります。静かな文章の中に、登場人物の心の動きが丁寧に書き込まれ、短編とは思えないほど(あるいは短編だからこその)深い余韻の残る読後感です。
急いで読むのが勿体無くて、まだ初めの1編しか読んでいません。少しずつ秋の夜長に味わっていこうと思います。
デビュー作の裏表紙にあった近影は、硬質な美しさのにじむ横顔でしたが、それに比べ、今回の写真は歳を重ねた女性ならではのしっとりとした優しい雰囲気、プラスまっすぐにこちらに突き刺さってくる強い眼差し。一層魅力を増した著者の容貌に、同性ながらクラッときてしまいました。
さて、勉強の話。
このところ、両手は編み物で忙しいので、耳からの勉強が中心になっています。
中国語は、「北風吹」の問題と、「漢語口語習慣用語教程」の文章のシャドウイング。
ハングルは、昨日から「キクタン 韓国語」を一週間分(16単語×7)まとめて聞いています。聞いて8割意味がわかる、でも確実に日本語から韓国語に書き取れるのは5割。聞いてすぐに意味がぱっと浮かばないのは全て動詞です。似たような音で全然意味が違う単語が多すぎるんですよね…(泣)
ひとまず今日の夜は1~7日目の内、覚えていない単語・書けない単語(15枚くらい)をカードに書き出し、次の112語にとりかかる予定です。
ちなみに編み物は、去年途中まで編んでいた下の子のベストを昨日編み終わりました。あとは糸の始末とアイロンをかけて完成です。次は引き続き、下の子からマフラーのリクエストが入っているのですが、プレゼント用の帽子も編まなければならず、両手はしばらく忙しいままになりそうです~
キクタンと読書と編み物
