複数のテキストを手元に並べて、じっくり考えていますが、どうやら以前から持っているテキストが、やはり一番自分に合っているという結論に達しました。
問題はその使用方法にあるように思い、来年の学習方針についてじっくり考えているところです。
Shiraさんのブログの、「中国語学習日記」にカテゴライズされた記事を過去からずっと追っていきました。
Shiraさんの英語と中国語とのかかわりは、私の中国語と韓国語とのそれによく似ており、とても参考になります。
そして、私の韓国語がある時点から一向に進歩しない理由も、Shiraさんの記事を読んでいて気づきました。
発音です。発音への自信のなさが悪い影響を与えている。
中国語についてはあんなに発音練習に力を入れていたのに、韓国語は「発音はとりあえずこのくらい、もう少し後でじっくりと」などとのんびり構えていました。
耳と口をしっかり使ってトレーニングしたものが、自分の発音に自信がないから、きちんと身についてこない。
来年は録音して自分の韓国語を話す声と、もっともっと親しくなります。
来年も引き続きお世話になるテキストは以下の2シリーズ。
しっかり学ぶ韓国語―文法と練習問題 金 裕鴻
久しぶりに開いてみたら、全部暗唱できたはずの例文が、日→韓訳できなかったのでショックでした。文法事項も結構忘れています。このテキストは文法説明がとても丁寧で、つまづきやすい用言の変化についても、例をたくさん挙げて詳説してあるので助かります。
ただ、この用言の変化が、頭ではわかっていても、作文が上手にできたとしても、口からすんなり出てきてくれないのが悩み。どうしても、頭の中の黒板に作文してから口に出してしまう。つまりは、きちんと身についていないということでしょう。
もう一度丁寧に取り組んで、納得がいったら、このシリーズの中級に進みます。
●「カナタ Korean for Japanese」
単語を入れ替えての反復練習、例文の豊富さでは、国内でこれに匹敵するものをまだ見つけることができていません。
1課ごとのスキットは無駄なく短く、盛り込まれる文法事項も最小限です。そのひとつひとつを練習問題できっちり習得していけばかなりの力がつきそうです。例文が全て音声教材に収録されているのも魅力の一つです。
自分が好きな課の内容は、学習後しばらくたった現在でも暗唱できるくらい覚えていますが、課によってばらつきがあるのが問題。
(私が使用しているのは初級2と中級1)
例文の単語を入れ替えて自分で作文する練習問題も、レスポンスが悪く、文字を並べ替え、組み立てているイメージが頭の中に湧き出てしまう、これはよくない状態です。
CDの音声がナチュラルスピードで(これがこのテキストの魅力の一つなのですが)、国内出版のテキストに付属している教材と比較すると、非常に速く感じます。
苦手意識があるせいで、テキストも途中で放り出していましたが、MP3プレーヤーの速度を変える機能などを駆使しながら、まずはテキスト自体と仲良くなり、のんびりすすめていこうと思います。
同じシリーズでワークブックもあり、「書いて覚える派」の私としてはかなり気になります…。
このCDを聞き取り、追い立てられることなくリピーティングできるようになったら、かなりの自信になりそうです。
コメント
ハングル テキスト・辞書使用感想
やっと中級レベルの入口に達した私がテキストをおすすめするなんておこがましいのですが、近くの図書館の語学書コーナーがやたら充実しているせいで、ひととおり(かなりたくさん)のテキストに目を通せているので、お役に立てばと思い、並べてみました。
☆1つから3
実は、私もハングルを来年はちゃんとテキストをつかって勉強したいと思っています。私のハングルは旅行で覚えて使ったフレーズぐらいしかわかっていませんので、是非この「カナタ Korean for Japanese」でしっかり書いて覚えていきたいな~とおもっています。またおすすめの教材があれば教えてくださいね~!!
>こけしさん
「カナタ」使われるんですね!音声教材のスピードの速さにへこたれなければ、いいテキストですよ!練習問題の答え合わせも、CDを聞いてやらなければいけないのが面倒ですが、まあ、練習問題はやったことの復習なので、どうにかなります♪
私も来年はハングルで一皮向けたいと思ってます…
来年もどうぞよろしくお願いします!