HSKの試験内容が大幅に改訂される模様。
参考サイトはこちら。
人民網日本語版
人民網中文版
現行の11段階の等級区分が、初・中・高級の3段階に調整されるとのこと。
さらに、試験の内容に会話と作文が追加されるそう。
中文版の方では、2007年4月より、現行の試験と新方式が並行して実施される予定で、新方式の方は無料で受験可、とあるのですが、日本国内でも同様なのかしら?
早く来年の実施要綱が発表されればいいなあと首を長くしております。
今までは日本国内で高級が受けにくい状況だったので、これで少しでも高級が私のいるところに近づけば、ぜひ受けてみたいなあと思っています。
新方式、最初は難度が上がったり下がったりすると思いますが、私の推察では、日本人にとって、作文は易しめ、会話は難しめ、なレベルに落ち着きそう。
作文は筆記問題は漢字を知っている東アジア人にかなり有利なこともあり、苦手な非漢字使用圏の人々に合わせて少しレベルを下げて、会話はその逆。
中国留学している西洋人には、漢字は苦手だけど口語はべらべら、という人がたくさんいるので。
ただ、一番気になるのは、試験自体も成績も、初級・中級・高級の3レベルに統合される、ということは、これまでTOEICと同様であった「不合格なしの等級区分システム」から変化して、中検などのような「不合格アリ」の試験形態になってしまうのかしら、という懸念です。
記事には「級毎に合格・優秀」とランクわけする」と書いてあるので、つまりは「不合格」もあるってことですよね。
私はHSK(と今はなきTECC)のいいところは、(級外はあっても)「不合格者」が出ないところだと思っていたんだけどなあ。
HSK改訂?
