映画「文雀(スリ)」ジョニー・トー監督

香港映画「文雀」見ました。
黒社会モノだと勝手に思い込んでいましたが、全然違いました。

4人のスリ(文雀はスリの隠語だとか)と1人の女。ネタバレするとつまらないので、ストーリー以外での感想を少し。

この映画から私は、アキ・カウリスマキの作品を連想しました。鮮やかな色彩、過剰なほどの音楽、ちっとも笑わない登場人物、それなのにくすくす笑ってしまう場面が満載。くすくす笑いと深刻なシーンが同じ重さで存在している。最後の傅先生の車中のシーンが最高だったなあ。

かなり好きな映画です。一度見ただけでは細部(手口)が全然理解できてないので、何度も見て楽しもうと思います。
今月の東京フィルメックスで上映されるんですね。

ジョニー・トー監督ってあまり知りませんでしたが、結構見てる作品がありました。何より、あろうことか武ちゃんの「向左走、向右走(ターンレフト・ターンライト)」を見ていないことに気づいたので、近いうちに必ず見ます!!!

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