このところ、自分の経歴について話をする機会が何度かあり、ふと思いついてストレングスファインダーを再び受けてみることにしました。
ストレングスファインダーとは、自分の強みを把握し、生き方に活用していくというツールです。
オンライン(GALLUP)で177問の設問にパッパッと答えていき、診断を受けるというシンプルなシステム。だいたい20分くらいあれば完了します。
1度目に受けたのは2016年。
本来は、何度も受けることは推奨されていないのですが、4年たっているし、状況も変わっているしと思い、即実行。
今回は34の資質の順位すべてを開示してもらえるコースにしてみました。
上位5位の資質のみ知りたいのであれば、本(新品)を購入すればアクセスコードがついてくるので、無料で受けることができます。
二度目の受験をする方は、かならず新しいアカウントを作って再申し込みしましょう。
アカウントひとつにつき1度の受験が原則のようです。
受けた感想
予備知識があると、質問を読んだ瞬間頭の中に、(むむ、これはこの資質を測るための設問かしら…)というような邪念が浮かび、邪魔をしてきます。診断結果にも、それが影響しているような気がして、なんとなく素直に受け取れない自分がいます。複数受験が推奨されないのはこういう理由もあるのかも。
とはいえ、順位の変わりように、納得がいくことも多く、自分が持つ強みというのは、変わらない部分もあるけれど、いろいろな性質を掛け合わせていくことで、新しい強みが上位に出てくることもあるのだろうなと感じます。
診断結果
診断結果は次の通り。
34ある資質のうち、上位にあらわれたのは、収集心・最上志向・着想・学習欲・内省。
4年前と比べると、上位5つはこんな感じです。
2016年 | 2020年 | |
1 | 学習欲 | 収集心 |
2 | 内省 | 最上志向 |
3 | 収集心 | 着想 |
4 | 共感性 | 学習欲 |
5 | 着想 | 内省 |
4年前も今も、私の強みは戦略的思考力。赤字の資質が戦略的思考力に属します。
34すべての順位を並べてみると、ほかの資質は4年前と比べてどう変わったのだろうと気になり始めました。
4年前の順位を開示してみた
2016年に受けた時より、診断料金が半額近く安くなっていることもあり、思い切って前回の順位も開示してみました。
《2016年》
どういう資質が上がってきて、それはどうしてなのかを考えると、興味深いです。
共感性が上位5つから外れているのだけど(今回は11位)、共感性が落ちたわけではなくて、ほかの資質がぐっと目立つところに出てきたんだと感じられる並び順になっています。
人間関係構築力が上がっているのは、自分でも自覚があります。職場での人間関係であまり悩まなくなった。
別に自分の強みを磨こうとして生きているわけではないけれど、目の前にあることひとつひとつに真剣にとりくんでいけば、苦手だったことも少しずつでもできるようになっているのかなと感じます。
「強みを見つけて活かす」というツールだけあって、ストレングスファインダーを受けてから、自分の欠点についてはあまり気にしないようになりました。
2度目を受けてみて、「欠点を気にせず自分の強みを活かしていくことが、弱めの資質を引き上げていくことになる」ということを実感しています。
占いのようなものなので、当たっている・いないにこだわるのではなく、日々の自分の思考や行動によい影響をもたらすものとしてとらえて活用するのがいいのかなと思います。