毎日数分でもエクササイズをしようと決めています。
続いているのはスクワット。職場で休憩時間にちょっとやって、おうちで何セットかやる、というのが唯一続いている運動です。
エクササイズしても変化のない身体
もともと痩せていて身体を動かすことは得意ではありませんが、体力の低下を防ぐために何とか筋肉を増やしたい。
しかし回数が少ないのか、スクワットを1年くらい続けていますが、目に見える変化はなし。
長時間歩くことは苦にならないので、週に一度は用事のついでにウォーキングをしているのですが、こちらも筋肉が増える様子はまったくありません。
ジムにも通ったことがあるけれど、わざわざ汗をかきに出かけなければならないのがめんどくさい。まわりに知らない人がたくさんいるのも落ち着かないし、なじみのない場所で着替えをしなければならないのも嫌。そんなわけで、まったく続きません。
こういう本も人気ですし、ムキムキにならなくていいから、ちょっとは筋肉のついた身体というものを一生のうち一度は体験してみたいのです。
で、この本を読んで、ボート漕ぎ運動に興味を持ちました。
重くてかさばるローイングマシン
なにか既視感があると思ったら、昔実家にありました、ローイングマシン。
私を除く家族全員が、運動大好きアスリートだったので、家にはいろんな運動器具が転がっていたのですが、その中でも群を抜いて場所ふさぎだったのが、このボート漕ぎ運動用の器具です。
こんなやつですね。
私も何度か乗って、ボートに乗ってオールを漕ぐ遊びをしたことがありますが、すぐに飽きてしまいました。
家族も同様だったようで、重々しいそのトレーニングマシンは、使われない部屋の窓辺にズボンプレッサーとともに立てかけられたままになっていました。
体幹と下半身の筋力を高めるのに手軽なローイングチューブ
本によると、このボート漕ぎ運動を手軽にチューブで行うことができるとのこと。
やり方はこんな感じです。
【1】 両脚をそろえて体育座りをした足の裏に手に持ったチューブをひっかける。
【2】 両脚を前に伸ばすと同時に胸の前までまっすぐ両肘を引く
【3】 肩甲骨を回すようにしながら腕を伸ばして最初の位置に
【4】 両ひざを曲げて【1】と同じように体育座りの状態に
【2】~【4】を1分間に20回、5分続ける(1セット)。
(http://wpb.shueisha.co.jp/2018/06/27/106781/2)
この「チューブを手足に固定させる」というのが、私にとってはすでに難易度かなり高めのプロセスだったため、手軽にできそうな器具を購入してみました。
これが思った以上にお手軽でした。
場所も取らないし、軽い。持ち手もウレタンでふわふわです。
ボート漕ぎ運動をするなら、数百円値段が高いですが、持ち手に取り付けるチューブの本数を調節できる「調節型」の方をおすすめします。
持ち手が付け替えられるので、ボート漕ぎ運動がしやすいのがいちばんの長所です。
子供が興味を持ってあれこれトレーニング方法を調べてくれたおかげで、「これなら続けられそうだ」というメニューも見つかりました。
この腹筋を鍛えるトレーニングが、「やるぞ!」と気持ちを高めなくても、リビングで気軽にできるのがいいです。
いざやってみると、結構きついのですが、腰に負担がかからないのが嬉しい。
誰かがやり始めると、チューブの取り合いになります。(これで調子に乗ってもうひとつ買うと、たぶん誰もやらなくなります。)
上の運動は、両手一体型のハンドルを取り付けます。
写真はチューブを2本にしてますが、4本で大丈夫。
あとは、見よう見まねでローイング。
肩甲骨のあたりを意識して動かすので、肩こりが軽減した気がします。
ローイングは、この持ち手に付け替えて行います。
へなちょこな私でも、筋トレできてる!という実感を持ちながらトレーニングが続いています。(1か月くらい)
お手軽なチューブのおかげで、スクワットに加え、ちょっと負荷のかかる筋トレを習慣づけることができそうです。