復習しやすい語学例文帳。書き方と見直しかたを紹介します



初モレスキンでやりたかったのが、語学学習・日常的に用例を収集している、例文帳作り。

作っただけで終わらせない、何度も見直せる例文ノートの構成をずっと考えていましたが、モレスキンの大きさ・厚さ・丈夫な作り・180度パタンときれいに開く構造などが、理想にぴったり合いました。

モレスキンで作る例文ノートのいいところ

・ほぼA6サイズのポケット版の大きさがちょうどいい
 →どこにでも携帯できて、いつでも見返せる

・180度開く
 →左右両ページとも書きやすい。

・ハードカバー
 →はじめの方のページも、終わりに近いページも書きやすい

・文庫本っぽい
 →読み返そうという気になる

・いいお値段
 →なんとか有効に使ってやろうと意欲がわく・紛失しにくい

例文の集めかた

例文は、読んだ本の中からピックアップしたものです。
本を読みながら辞書を引くことはほとんどないので、ふせんをつけておいて、あとから辞書を引いたりネットで用例を調べたりします。

例文は左ページにのみ書き込みます。1冊分一気に記入しました。
だいたい児童書なら、3~4ページでおさまります。

あとからじっくり用例を収集したいものには、文の前にピンクの□をつけています。

日本語訳はこの時点では書き入れません。
ピックアップする語も、その本の中以外では出会うことが少なそうなものについては電子辞書の単語帳に登録するだけで、ここには書き込んでいません。

全部書き込み終わったら、いったんこのページのことは忘れます。
ほかの本を読んだりして、ちょっと忘れた頃に再度ページを開いて、確認します。

訳の付記が必要だと判断したらこのときに書き込みますが、本のストーリーの流れから前後の例文を読めばたいてい思い出せるので、できるだけ訳は書かないようにします。(このページは細かく訳を書き込んでありますが、あとから必要ないと思い、これ以降はほとんど書き込んでません)

モレスキン 語学ノート

そしてまた少し時間をおいた頃に、右ページの空白を埋めていきます。

ブログでも紹介したような、ネットや電子辞書でのワイルドカード検索で、類似の言い回しを収集したり、気づいたことを書いたりします。

一度でページ全部を埋めず、少しずつ書き足していくほうが、語句と再会する回数が増えるメリットがあります。

はじめは右ページも箇条書きにしていましたが、ページが文字で埋まりすぎて見返すのが面倒になりそうなので、フレームと矢印を使ってちょっと変化をつけてみました。

単語や慣用句も、例文ごと取り出しておいて、さらに自分で調べて興味を持った用例を付記しておけば語句単体をずらっと並べるより再読した時に楽しいです。

水色の書き込みは、ブルーのフィルムふせんを上から貼れば、目隠しになることを発見。暗記チェックペン代わりになります。目を凝らすと貼ったままでも文字が読めるのがイイです。

インデックスをつけて整理する

例文を整理する

本ごとにインデックスをつけました。
ハンコにしようか色塗りにしようか迷いましたが、いろラベルの三角が大きさ的にもぴったりだったのでこれに決定。

語学ノート 書き方

モレスキン カスタマイズ

単語は毎日ひたすら眺めるようにするとよい・できれば毎日1万語が理想」と、「村上式シンプル英語勉強法」にありますが、毎日1万語を眺めるのも単調すぎてなかなか続きません。

要は、気合を入れて5回暗記の努力をするより、軽い気持ちで100回眺めた方が定着率が高いということがいいたいのね、と勝手に解釈して、例文帳に取り入れてみました。

例文の覚え方

はじめから数えると、
1.ふせんをつけながら本を読む
2.読了後、ふせんをはずしながら例文帳に書いていく
3.辞書やネットで意味を調べる
4.電子辞書を開くたびに、単語帳に登録した語句を眺める
5.辞書やネットで用例を引き、空白の右ページを埋めていく
6.スキマ時間に例文帳を見返す

短期間のうちに、少なくとも6回は1つの語句に出会う機会があるというわけです。

これが読みっぱなしなら1回きりなので、いい言い回しだなと思っても、きっとすぐに忘れてしまうでしょう。
かといって、本だけでなくWEBなど目に入るもの全てから例文をピックアップして書き込んでいくと、きりがなくてイヤになりそうですし、テーマがまとまっていないと例文ノートを見返したときの定着率が下がってしまいそうです。

私の場合は読んだ本ごとに例文ノートをまとめるのがちょうどいいようです。
本でなくても、ニュース記事ひとつごとに1ページとか、決めてやるとよさそうです。

右ページを空白にして後から書き込む方法は、以前もトライしたのですが、飽きてほったらかしにしてしまい、続きませんでした。ちょっと高価なモレスキンなら、持ち前の貧乏性がはたらいて、無駄にしないように続けられそうな気がします(^^;)

ここ数年、こういうノート作りをしたことがなかったので(やろうと思っても続かなかった)、今回のモレスキンフィーバーをきっかけに続けることができればいいなあと思います。

モレスキンとペン

※kindleでハイライトをつけておいた気になる語(英語・中国語共)はどうしようかと考え中です。こちらは素直にiPhoneの単語アプリで復習する癖をつけた方が時間を無駄にしなくていいかも。

コメント

  1. Saito より:

    あーあーあー、私のモレちゃん使用に近い❢(^_^;
    いまモレちゃんてフィーバーなの?(知らなかったデスょ)

  2. […] Marieさんの「Mandarin Note」より「Moleskine de 例文帳」 […]