Kindleで読んだ本のハイライトをエクスポートして、単語の復習をしているのですが、単に【単語+辞書の日訳】というセットだと飽きてしまいます。ちっとも頭に残らないし。
物語の中でどう使われているかは、Kindleのハイライト一覧機能から確認すればいいとして、ツイッターやWeiboなどでナマでその語句がどう使われているかを簡単に確認したいなと思いました。PCならタブを開いてコピペ検索で簡単にできますが、iPhone/iPod touchで手軽に調べる方法を紹介します。
DraftPadのアシストを使います。
以前、オンライン辞書のおまとめ検索の方法を書きましたが、その流用です。(詳しい使い方はこの過去記事を参照してください。)
DraftPadの入っているアプリでiPhone/iPod touch下のリンクをタップすると、アシストがインポートされます。
例文おまとめ検索
北辞郎(オンライン)・Naver中国語・Twitter検索・Weibo検索がセットになっています。Weiboは検索語句が赤く表示されるので、視認性がとてもよいです。ふつうのつぶやきに成語がたくさん使われてるなーとわかります。
成語一覧・HSK語彙一覧・なんどやっても覚えられない語句一覧など、こまめにチェックしたい語彙リストをあらかじめDraftPadに一度コピペしておけば、履歴から何度でも開けます。
辞書ではなくTwitterやWeiboにリンクするので、チェックするたびに前とは違う例文を見ることができるのです。常に新しい情報とつながる単語カードって、新しいなと思いますがいかがでしょう。
ほかに、中国語のボキャビルの場合、英語と比べると、「漢字を見たら意味を推測できるけど、音を聞いただけではさっぱりなんのことやらわからない」ということがしょっちゅう起きるという問題があります。
「漢字」という視覚からの情報に頼り過ぎないために、単語帳アプリで中国語の単語を覚える場合、問題がピンイン・答えの部分に中国語と日本語の意味を表示させるようにしています。
愛用のフラッシュカードアプリ、FlashCardQ3の場合は、答えが複数用意できるので(問題→答え1→答え2)、ピンイン→中国語→日本語、あるいは日本語→ピンイン→中国語、と順を追って答えることができるので便利です。
FlashCardQ3 1.4.0
分類: 教育,ユーティリティ
価格: 無料 (Ryoichi Shinbori)
また、FlipCards Proという単語帳アプリは、オンライン接続していれば単語(20ヶ国語対応!)の読み上げもしてくれるので、どう発音すればいいかの確認もできます。
FlipCards Pro – Flashcard app for memory training 1.6
分類: 教育,エンターテインメント
価格: ¥250 (NOMTEK)
中国語→ピンインへの変換は、以前はPinconv+を使っていましたが、現在はGoogle翻訳にかけると、下部にピンインも表示されるので、それをコピペして使います。以前よりずいぶん手軽にできるようになりました。
また、いろんなサイトで成語リストやHSK語彙リストなどの提供もされているので、それを利用して単語帳を作れば、手間も省けてそのぶんしっかり覚えられる…はず。
HSK語彙
ここにあるのは旧HSKの甲乙丙級別リストです。
他には、成語リストもいろんなサイトで提供されています。
ボキャビルは、とにかくこまめに出会いの機会を増やすしかないなーと実感する今日この頃です。