Before I Go to Sleep 読みやすい洋書読了



読み終わりました、Before I Go to Sleep。
5日で読破しました。

事故などで一定の時間が経過すると短期記憶が失われてしまうという記憶障害をテーマにした作品はいくつか思い浮かびます。(記憶できる時間が短い順に並べてみた)

メメント 博士の愛した数式 50回目のファースト・キス 世界がはじまる朝 

この小説の主人公も、目覚めると事故より前の記憶が消えています。朝、隣に寝ている男が誰なのか理解することから一日を始めなければならないという、ヘビーなシチュエーションです。

コンタクトをとってきた医師に勧められ、彼女は日記をつけ始めるのですが、そのことにより、彼女が日常生活で接触するたった二人の人間、医師と夫、それぞれに不信感が生まれてきます。いったいどちらが、何のために嘘をついているのか。
久しぶりに晩御飯を作るのを忘れるほど、本にのめりこみました!

ちょっと前まで、児童書を読むのも苦労していたのに、5日でふつうの本を読破できるなんて感激です。もくもくと足元を見ながら山登りしていて、ふと振り返ったら眼下に美しい風景が広がっていたような驚きとすがすがしさです。

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コメント

  1. Shira より:

    こんにちは。
    >(記憶できる時間が短い順に並べてみた)
    これ、受けました…。
    読みたいものなら、なんとかなることが多いかなーと思ってます。教材以外の小説で初めて買ったのが The World According to Garp でした。今思うと無謀ですけど、きっちり内容を理解して読んでいたと思います。読み終えて、すぐにもう一度読んでしまいましたし。

  2. angel より:

    こんにちは。はじめました。私も先週この本あっという間に読みました。それぐらい止まらない本ですよね!すごく読みやすい。ノンネイティブの大人が子供向きでない英語の本を探すのはけっこう一苦労ですよね。またお勧めがあれば教えていただきたしです。私はこの本の次に「サラの鍵」の原作を読みました。それも読みやすかったです。