SVL×英検1級×Kindle単語帳



普段の生活で英語を使う範囲は限られているので(本を読むかメール業務か)、何か対策を打たないと、今のレベルより上がらないことはよくわかっています。
そこで動機づけのために、英検1級を受けてみようかと思っています。過去問の長文を読んで、そこに出てくる語句を覚える・文単1級をやる、の2つの方法メインですすめる予定ですが、せっかくなのでKindleにため込んだ単語リストも使ってみることにしました。

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英辞郎にもレベル表記がされている、アルクの「レベル別語彙リストSVL12000」をCSVデータとして保存しているのですが、これも活用します。(SVLリストを英辞郎から抽出する方法はネット上でいろいろ見つかるので、興味のある人は試してみてください)

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まず、上述過去記事で紹介したやり方で、Kindle端末の中に入っている単語リストをPCに取り出します。
語句と用例の列だけに整形したあと、SVL12000のレベル別に分類します。
さささっと希望通りのデータに仕上がるマクロが書ければいいのですが、できないので地道に関数を使います。

1から説明すると長くなるので、自分の備忘録がてら箇条書きで。

1

■A列に単語、B列に用例
■別シートにSVLレベル別リストをペースト
■それぞれの語句がどのレベルになるかをC~I列に表示させる
 例:C列にレベル6に該当するかどうかしるしを表示
 (レベル6の語彙リストを置いたシート「Level6」のA列と重複するなら「6」の表示)
 関数:=IF(ISNA(VLOOKUP(A1,Level6!A:A,1,FALSE))=TRUE,”-“,”6”)
■並び替えでそれぞれのレベルの語彙+例文リストを抽出し、別ファイルとして保存
■単語カードアプリにインポート

SVLのレベル6からレベル12、7段階の単語リストに加え、こちらのサイトで紹介されている「SVL12000に含まれていない英単語で、各種文献を参照して重要と思われる」単語リストに対応したデータも作ってみました。

パス単やキクタン、究極の英単語など、単語と訳・脈絡のない例文がセットになった単語集は、これまで何度やっても続かず、記憶の定着率もよくないので、なんとかほかの方法を見つけようと試行錯誤しています。

英検過去問に出てきた語彙リストを覚えるのは役に立ちそうですが、勉強と思わずにどんどん進めることができるKindle読書で蓄えたデータをうまく活用できるといいです。レベル別にすることで、制覇していく感覚を楽しんでみます。

まずはレベル6をつぶして、段階を追って上のレベルに進んでいく予定です。

語彙を増やすのに、魔法のように早く覚えられる方法はどこにもありませんが、数あるメソッドの中から自分にあった方法を選ぶことはできます。違ったらまたやり直せばいいし、試行錯誤も無駄にはなりません。こつこつ行きます。

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コメント

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