英検に出てきそうなジャンルの英語に慣れるために、GR(語彙制限本)のオーディオブックを聞いています。
GRとは
Graded Readerといって、文章のなかに出現する語彙の数がレベルごとに制限されている読み物です。
読み物ですが、朗読音声が収録された音声教材も用意されているので、リスニング教材としても使えます。
自分のレベルにあった本を選べば、知らない単語はほとんど出てこないので、テキストを見なくても音声だけで聞き読みができます。「聞き取り力」を試せるいい方法です。
GRでシャドーイング・リプロダクションの練習をするつもりだったのですが、先日の2冊は尺が長すぎてやる気がしないので、別のを選んでみました。レベル低め。
(こちらはCDなしですがレビューが参考になります←アマゾン)
Oxford BookwormsのFactfilesシリーズはいいですね。いつもフィクションばかり読んでるので、こういうものにも慣れておかなくては。
リプロダクション(リピーティング)の練習
オーディオブックは、各トラック5分程度で、オーラルトレーニングには適度な長さです。一息に喋る語数が少ないので、最初はその小さな切れ目ごとに音声をポーズしてリピーティング、慣れたらセンテンスごとにリピーティングしています。疲れるのであまり長時間はできない…
We do not know everything / about our climate, / or about climate change. /
こんな感じで、最初はスラッシュで区切った部分ごとに(朗読自体、このスラッシュで区切りながら読まれてます。Audibleに慣れてると違和感あります)リピート、慣れたらこの一文を一気にリピートします。
シャドーイングは「なんとなく」でもできてしまうので、ダラダラ勉強時間を浪費しないためにリピーティングから取り組んでいます。覚えるほど繰り返したら、スキマ時間にシャドーイング・テキストを見ながらサイトラにも挑戦。(そこまで続きますように)
この本は難しい単語は出てこないかわりに、数字のデータがたくさん出てくるので、数のトレーニングにもいいです。数字の瞬訳は思った以上に難しい…
アプリを使って手軽にトレーニング
音声教材、手動で一時停止を入れながらリピーティングをするのは大変ですが、アプリを使えば、まったく手間をかけずに自動でポーズを入れながら再生、リピーティングすることができます。
特に素晴らしいのはこのアプリ。
無音区間を分析して自動でポーズを入れてくれる上、リピーティングする自分の声を録音できる機能まで搭載しています。
自分の声を聞くのって語学ではほんとに大事な作業です。ぜひこのアプリでチャレンジしてみてください。
それから、このアプリは速度を変えても音がきれいなのもチェックポイントです。若干操作しづらい部分がありますが、長所も多く、お気に入りです。
Repete(語学学習支援プレイヤー) 1.5.4
分類: 教育,ユーティリティ
価格: ¥120 (Mitsuru Kuwajima)
録音機能はありませんが、波形グラフで無音区間が目で見える点では、こちらも使いやすいです。このブログではおなじみ。
Speater(曲/動画 ABリピート – 歌/音楽/動画/映画/ビデオ) 1.5.0
分類: 教育,ミュージック
価格: ¥600 (Sungyoon)
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