「北風吹」、リスニング教材ばかりに気をとられていましたが、先日545老師のブログの過去記事をじっくり読んで、学習の手引きがあることを知りました!
「あるヒアリングの練習法」
書き取りの方法も、「一時停止しない」「聞きながらの書き取りはしない」「聞き終えてから筆記・PCは使わない」「これを5回くらい繰り返す」とのこと。
私は5~6回まとめてリピート再生した後、一文ごとにポーズして書き取っていました。おまけにPCで打ち込んで、10分でできたって喜んでちゃだめですね…。
次回はこの指南の通りにチャレンジしてみます。
絶対5回しか聞けない!と、脳にストレスを与えると、活性化できてよさそうですね。
ディクテーションという学習は、聞いて書き取って答えあわせ、知らない単語があったら調べて覚えて、あたりで終わってしまいがち。やる気があるときは、重要語句で作文して、覚えてしまうまで音読して、というところまでいくんですが…、545老師の指南にはさらに、「日本語に訳す」「要約を中国語で記す」という2項がありました。
日本語訳はまだしも、要約の中作文は、かなりのエネルギーを使いそうです。そしてその分、効果が高いのでしょう。
さらにさらに、聞き取った文章を、数日のインターバルの後、再度聞いて、意味を取ります。忘れては覚え、を繰り返すことにより、「多听」の効果をアップさせる。やたらめったら数をこなせばいいというものではない、と言うことですね。
このところ韓国語の勉強の割合が大きくなっているので、少ない時間ながら効果がありそうな、「北風吹」にじっくり取り組んでみようと思います。545老師、宜しくお願いします!
では気を取り直して復習。
「北風吹」の「中国語通」作品18の中で、聞き取れなかったこの一字。
那天叫上几个朋友来家吃晚饭
動詞の後につく「上」って、545老師の例文にもあるように、带上钥匙、关上门など、普通に使ってましたけど、叫上という使い方は初めてでした。
辞書で調べてみると、
1.表示由低处向高处 (登上山顶)
2.表示有了结果或达到目的 (穿上衣服 追上了他)
3.表示开始而继续 (爱上了他)
とあります。
叫上の「上」は2ですよね…。
【日本語訳】
子供の頃、家ではいつも、父が食事の支度をするのを見ていた。父がいないときは私が台所に立った。おまえはよく学び、おまけに腕もいいと、父は私を褒めてくれた。だが勉強や仕事で10年近くたち、腕はすっかり落ちてしまった。ある日友人数人を夕食に招いたときのこと、一時間以上かけて支度をしたが、確かに、料理しながらずっと腕がなまっているなあと感じていた。結局、友人たちはなかなかの味だとまあ満足してくれたものの、自分としては全くお世辞にもうまいとは言えない出来だった。
※这不の訳をどうするか悩み、結局違う場所に「確かに」と入れました。
【中国語要約】
小时候在家,我经常替我爸炒菜,他夸我有本事,可好久没做菜了,那天我叫几个朋友来家吃晚饭,发现自己的手艺明显退步了好多,结果简直是不尽人意。
(545老師添削文)
小时候在家,我经常替我爸炒菜,他夸我手艺不错,可后来好久没做菜了,手也生了起来。那天叫几个朋友来家吃晚饭,虽然朋友们还都比较满意,但我却发现自己的手艺大不如前了。
【常用詞作文】
忙活:
今天白忙活一天了,资料快要做完的时候,我的电脑突然死机,数据都丢失了。
(545老師添削文)
今天我资料快要做完的时候,电脑突然死机了,结果做好的数据都没了,等于白忙活了一天。
追記:
手生:
我羽毛球十年没打了,今天几个女孩儿在街上打球,一看就手痒痒,顺便打了一场,结果我的手却没生,还会玩儿。
不敢恭维:
那家高档酒店,设备特别好,不过他们的服务呢,实在不敢恭维。
コメント
marieさん:
私この間言った練習方法ですが、もともとは教室での練習法です、ちょっと直しているんですが、必ずしも皆さんに合うとは思いません。どうぞ自分に合う部分だけ利用してください。
今回の訳文を使わせていただきます、ありがとうございます。
それから、後ほど自分のブログに「要約」と「作文」の添削を載らせていただきます。
>545老師
訳の掲載、「要約」と「作文」の添削、ありがとうございます!
練習法ですが、(特に私のような精神力の弱い人は)独学で長くやっていると、どうしても効果の高さよりも、「やりやすい」勉強法に偏ってしまいます。全部書き取って満足しただけでは、自分の弱点の克服にはならないなあとあらためて実感しました。
先生の練習法を私なりにアレンジして、がんばってみようと思います。