海の日企画として、NHKワールドニュースのディクテ・リプロ・サイトラほかやります、と朝宣言したはずなのに、仕事帰りになぜかこの本を小脇に抱えておりました。なぜ、なぜなの。
思えば若きあの日々、専門的な勉強はおろか大した実力もない状態で通訳をしなければならず、必死で神崎さんのこの著書で勉強しました。
やさしい語り口は、実践講座でも変わっていません。(塚本氏の本より神崎さんの本の方が好みかも)
2014年に発売された通訳実践講座は、素材も新鮮な上、トレーニング方法も丁寧に説明されています。
ぱらぱらと導入部やコラムを読んでいるだけで、すごくやる気が出てきます。
この通りにコツコツやったら、こんな私でもきっと少しはレベルが上がるに違いない!とささやかな希望が生まれます。
通訳の現場のエピソードを読んでいると、過去のいろんな失敗を思い出して胃が痛くなりますが…
音声はまだ聞いてないので、のちほど感想を追記します。
正直、私は通訳者としての資質に欠けているとしみじみ感じているので、通訳者になることを目指してはいないのですが、ストレスなく中国語で自分の言いたいことを表現できるようになるためには、結局こうした通訳訓練法を取り入れるのが近道なのかなーと思っています。
最近は日本語の表現力も落ちてきているようなので、日本語⇄中国語の出し入れの練習をすることで、日本語力もアップさせていくつもりです。
というわけで、海の日までこの通訳実践講座をやります。急いでも仕方ないので、焦らずこつこつ続けます。