生姜が好きです。
寒い時期になると、毎日のように料理で大量に使います。
ジンジャーエール用のジンジャーシロップを作り置きするのですが、そうすると煮出した後、生姜の砂糖煮が大量発生します。
料理に使ったり、ドライジンジャーにしてみたり、いろいろ工夫して消費しているのですが、最近お気に入りなのが、トーストにつけるジンジャーバターです。
ジンジャーシロップの作り方
生姜を薄切りにして、まずは2回ほどゆでこぼします。
煮たったお湯に入れて、ぐつぐつ沸騰したら、ざるにあける、を2回。
アクもとれるし、辛みがやわらぐので、私は毎回やってます。
生姜の皮は、黒ずんでいるところを取り除いて、あとはむかずに使っています。
同量の砂糖と、生姜がつかるくらいのお水を足して、弱火で10~20分。
私は黒糖ときび砂糖を半々で使うのですが、黒糖を使うと真っ黒のシロップが出来上がります。
ジンジャーエール専用シロップだと、この時点でレモン汁を足したりするのですが、私はレモン汁は足さずに、このままの状態で保存します。3~4日で使いきっちゃうので、煮沸した瓶に詰めるとかもしません。てきとう。
強炭酸水で割ってジンジャーエールを作る以外にも、カフェオレやミルクティーに足してジンジャーコーヒー・ジンジャーティーにしたり、いろいろ楽しめます。
いまいち写真がよくないのは炭酸抜けかけの炭酸水を使ったせいか。
生姜煮をリサイクル
シロップを作った後に残る、大量の生姜煮の活用法です。
ジンジャーバター
最近いちばんお気に入りなのが、トースト用のジンジャーバターを作ること。
シロップを作った後の生姜煮をあらみじんにして、室温でやわらかくしたバターと混ぜるだけ。タッパーで保存します。1週間で使い切るくらいの量を作っています。
朝のトーストがリッチになるし、からだもぽかぽかあたたまります。
ステーキ焼いた上にジンジャーバターのキューブをのせるのも、おいしいし豪華に見えるのでおすすめです。
きざみ生姜の佃煮
大量に消費できるのがきざみ生姜の佃煮です。
こういうやつ。市販のもおいしいけど結構高い。
残った生姜煮をあらみじんにします。
すでに砂糖の甘さがしみ込んでるので、はじめは砂糖はなしで煮ていきます。
甘味が足りなければ砂糖やみりんで調整しつつ、醤油とかごま油とか、適当に味を見ながらしあげていきます。
ゴマとか鰹節とか足しても美味です。
ごはんもすすむし、炒めものの調味料に使ってもおいしい。
豚ミンチと炒めて、お弁当用のそぼろもつくれます。
ドライジンジャー
生姜煮をクッキングシートに広げて、200Wのレンジにかけて乾燥させると、ドライジンジャーができます。
砂糖がしみこんでいるので、焦げやすいです。目を離さずに少しずつ加熱していってください。
天気のいい日に天日で乾燥させるのもいいと思います。
グラニュー糖をまぶしてできあがり。
枯れ木のようですが、真っ黒なのは黒糖で煮ているせい。細切りにしてちょこっとずつ食べるの、おすすめです。
寒いうえに、いろんなことが思うようにいかず、気分が落ち込みがちなことも多いですが、自分の手でおいしいものを作って食べると、明るくすてきな気持ちになれます。
※強炭酸水はAmazonで定期購入しています。夏はもちろん、冬場も結構消費するので、配達してもらえるのは助かります。