車は来た道を戻ります。
怀柔区は、都会の人たちが自然を楽しむためのリゾート地となっているようで、いたるところに果樹園や素朴な宿泊施設があります。釣堀もあったし、幹線沿いにフルーツの出店がたくさん出ていました。
蓮の花いっぱいの红螺湖
帰り道に、来る時に発見した红螺湖に寄ってもらいました。蓮の花がきれいに咲いていたのが、車窓から見えたのです。
残念ながら到着時はお昼をだいぶ回っていたので、お花がピチピチしていませんでしたが、霧のかかる広い湖に浮かび咲くハスの花は、とても幻想的で美しかったです。
オリンピックスタジアムで凧揚げ
それからオリンピックスタジアムへ。
鳥の巣や水立方を前にしても、子供たちは全く興味を持てないようで、「暑いーアイス買ってージュース買ってー」と騒いでおります。
(↓いい写真が撮れていないので参考画像をどうぞ↓)
Beijing_2011 05 22_054 / HBarrison
そしてついに子供たち、連凧売りを発見。
「お母さん凧買ってー」の声に負け、購入いたしました。
子連れの外国人が値段を聞くと50元だの20元だのありえない値段をふっかけてきます。というわけで早速価格調査開始。
凧揚げして遊んでいる女の子のお母さんに声をかけ、いくらで買ったか尋ねると、5元とのこと。
意気揚々と凧売りのもとへ戻り、喜羊羊と北京オリンピックのマスコットの連凧ふたつ、計10元でお買い上げです。
こんな感じ(参考画像)で、公園のあちこちで凧が上がっていましたよー。
でも、巡回しているパトカーが、凧揚げしてる人を注意してるのを何度も目撃。凧売りの人たちも、パトカー来るとささっと片付けてどっか行っちゃうし…。
周囲をうかがいながらおそるおそる凧揚げしていると、予想通りおまわりさんに怒られてしまいました。そそくさと撤収です。
ほんの少しの時間でしたが、凧はよく上がりました。手を離されてしまった凧が、街路樹や街灯にもたくさん引っかかっていましたよー。
当日はちょうど、イギリスのサッカーチーム、アーセナルvsマンチェスター・シティ戦が開催される日だったようで、出口に向かう途中、ちょうど選手たちとすれ違いました。サッカー全然知らなくて残念。警備員が周りを固めていたけれど、あんなに普通に近くを歩けていいんですかねー。
出口付近で子供たちが、ゴム巻いてバタバタ飛ばす鳥のオモチャ売りをまたまた発見。
いくらか聞いてみると、若いお兄さんは「ひとつ5元」と答えます。ふっかけてこないその誠意に感動し、思わず買ってしまいましたよ。そうでなくっちゃねお兄さん!(と思う一方で、もっと商魂逞しくないと生きてけないんじゃないの?と心配になる私。まあ原価はまだまだ安いんでしょうが)
そんなこんなで17時半頃、ホテルに戻ってまいりました。
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連凧 5元×2
鳥のオモチャ 5元×2
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【3日目・現在の残金】1040元+19000円