子連れ北京1日目・あっと驚くハプニング



子供ふたりと、北京7日間の旅に行ってまいりました。

お金が引き出せない

北京空港到着早々、トラブル発生。

ATMでキャッシングしようとしたのですがNG。機械を変えて何度も試してみましたがなぜか引き出しできません。
首をかしげながら、とりあえず現金3万円を両替して、空港シャトルバスに乗ります。
窓の外は雨。
私にとっては久しぶりの、子供にとっては初めての北京です。

路線バスを乗り継ぎ、予約していた宿に到着。チェックイン後、宿近くの餃子屋さんで夕食をとり、ホテルの部屋でひとまず休息。

いつもならカードは2枚持参するのに、今回に限って1枚しか持ってきておりません。
このまま現金引き出しができなかったら…

ピンチ!久々のピンチです!

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子供がうるさすぎて全然考え事ができないので、お庭に出てガーデンチェアに座ります。

ビールを飲んでいるカナダ人のおっちゃん1名。空港のATMでキャッシングできなかったことを話すと、「”Locked”したんだろう、たまにそういうことがあるらしいよ。ロックされると他の機械でも下ろせないね。家族から送金してもらうか、大使館に行くか。大丈夫?」と話がだんだん大きくなっていきます。

焦る気持ちを押し隠し、「手持ちは多少あるので大丈夫」と答え、お庭に灯る、多少やりすぎ感のある赤提灯を見上げながら、21日の洪水の時どうだったかなど、しばらくあたりさわりのない世間話をしたのでした。

部屋に戻り、脂汗を拭きつつiPod Touchでネットに接続。ロックされたならカード会社に相談してみようかとマイアカウントにログイン・確認してみると、なんとなんと、キャッシングをゼロに指定していたカードを持ってきているではありませんか! Σ(゚Д゚;)

お宿はすてき

四合院を改装した素敵なホテルの部屋にいるにもかかわらず、変な汗がじゃんじゃん出てきます。何も知らず、バスルームの設備やらテレビやらさわりまくっている子供を横目に、必死で手持ちの現金と、必要経費を計算します。

前半3日間のホテルと、万里の長城への車チャーター、そして雑技などのチケットは全て現地払いの予定でしたが、所持金だけでは到底足りそうにありません。

こちらにいる中国人や日本人の知人の顔も浮かびますが、ブルブルと頭から振り払い、何とか自力でやっていける方法を考えます。

とりあえず、1泊6000円以上するこのホテルに3日間泊まり続けることができないのは間違いありません。後半泊まる予定にしていた、カード支払い可能ホテルの空き状況をネットで確認すると、予約可能。割高なのは我慢して、ポチっとな!予約を入れます。

続いて次の日予定していた万里の長城への一日車チャーターの予約をキャンセル。
旅の後半に、前列お菓子つきの席で京劇を鑑賞予定でしたが、3人分だと10000円近くの出費になるので、これもキャンセル。日本で観てるのでまあいいか、とあきらめます。

これでとりあえず、大きな現金出費は消えました。

カード支払いできるホテルで寝て起きて食べて、というところだけは確保できたので、最悪の状況にはならなくてすみそうです。

シャワーを浴びて、子供たちを寝かせて、部屋の電気を消し、自分も横になります。
耳のそばで蚊の羽音が聞こえたので、部屋に備え付けの旧式蚊取りマットをセットしたり、エアコンの温度設定がうまく調節できず(暑すぎたり寒すぎたり)スイッチオンオフを繰り返したり、アトピっ子が痒がるのに薬を塗ってやったり掻いてやったり…ゴロゴロと寝返りを打ちながら眠れない夜を過ごしたのでした。

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空港シャトルバス(西単) 16元×2
西単路口南~西四路口北(88路) 1元×2 
※西単行きの空港シャトルバス終点は「西単路口南」でした。
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【1日目の残金】2100元+19000円

惠丰老北京饺子楼
西城区西四北大街乙199号
猪肉芹菜水饺と三鲜水饺を二両ずつ、あと、揚げマントウに練乳つけて食べるのを注文。注文してから餃子を包むシステム。餃子は1両(50g)6~10元。まずまずのおいしさ。夜も、翌日お昼も、お店にはたくさん人が入っていました。
 

>2日目(1)に続く

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