子連れ北京4日目(1) 中国美術館・南锣鼓巷



おなかいっぱい食べてぐっすり眠っておりましたら、深夜、一緒に寝ている上の子が何度もトイレに行っています。
茶碗蒸しやらエッグタルトやら、人の2倍も食べていたので、おそらく食べすぎでおなかをこわしたと思われます、やれやれ…。

正露丸を飲ませ、また寝かせましたが、翌朝起きてみるとまだおなかの具合がよくない様子。

ロンドンオリンピック開会式

ここは中国、おなかの調子が悪ければお粥を食べればいいようなものですが、なにせうちの子は大のおかゆ・雑炊嫌い。朝ごはんを食べないまま、ベッドの中でロンドンオリンピックの開会式を観ています。

4年に1度のオリンピックの開会式を、日本以外の場所で観るのも不思議な感じです。これから先、オリンピックの開会式を観るたびに、この旅のことを思い出しそうだなと思いながら、子供とポールと一緒に「へいじゅー♪」を歌いました。

今日はもう部屋でごろごろするしかないかなーと思っていると、9時を過ぎたころ、「もう大丈夫だからどこかへ行きたい」と子供。
心配なので、あまり歩かなくてよさそうで、且つ、トイレが近くても大丈夫そうな美術館に行ってみることにしました。

中国美術館へ

ホテルの前のバス停、崇文門外から111路に乗り、美術館まで。
さすがに具合が悪ければタクシーにしようと思ったのですが、なぜかこのころになると子供のほうが意地になり、「バスがいい!」と言い始めました…。

美術館に到着。身分証を見せて、無料入場券をもらいました。

1階では、軍の美術作品展が開催中で、気の進まない私を置いて、子供たちは「そっちも見る!」と言い張り、どんどん進んでいきます。
…が、やがてどうやらテーマが戦争とか災害救助とかであることに気づいたらしく、テンションだだ下がり。浮かぬ顔で「もういい…」と私の元に戻ってまいりました。

気を取り直して、お目当ての中国玩具展に向かいます。3階にて展示中。

「晩」と「玩」の読みが同じ「wan」であるのをもじって、『大器玩成』というタイトルがついています。

これが気に入りました。青蛙の耳枕。あかちゃんの耳の形が悪くならないように、耳の部分に穴が開いています。かわいい。

凧の数々。

三国志の人形。精巧にできていて、見入ってしまいます。

子供が夢中になったのは、組木のパズル。孔明鎖以外にも、いろいろありました。
一度組み方を見せてもらったらすぐにできるようになりました。子供の頭って柔らかいなあ。私にはとても無理です。

南锣鼓巷へ

美術館をたっぷり楽しんだ後、近くの南锣鼓巷にバス移動しました。お昼でもとろうと思ったのですが、ここ、なんとなし私のあんまり好きじゃないタイプの通りでした。そこそこおしゃれでおもしろいものを売ってるんですが、観光客しかいないし、店の裏側とかも見えなくてつまらない。子供たちはいろいろ気に入ったものを見つけてお土産購入してましたけども。
ちょっと角を曲がって何の変哲もないフートン歩いたりしたかったんですが、「何もないじゃんここ!」と子供たちに拒否されました…。

おなか痛かった子はすっかり復活したようで、チュロスを食べたがるので、これだけ買ってちょっと食べて、また移動しましたよ。

今度は王府井です。本当は鼓楼まで歩きたかったんですが、子供にはちょっと厳しいかな。
————————————–
崇文门外-美术馆 111路 1元×2
沙滩路口北-锣鼓巷 60路 1元×2
チュロス 15元
子供おみやげ 40元
————————————–
【4日目・現在の残金】980元+19000円

>4日目(2)に続く

シェアする

フォローする

スポンサーリンク