先週と今週、お休みの日はおうちでマスクやマスクカバーを作っていました。
立体マスクを作る
まず作ってみたのは立体タイプのマスク。
型紙は、百均のセリアのサイトにあるものを利用しました。
ダブルガーゼで作る立体マスク
花粉症でもないし家族に持病がある人もいないのでマスクは買わずに必要な人のところに届くようにしたい。でも子供は集団生活でマスクの着用を求められる。というわけで、マスクを手作りした週末でした。 pic.twitter.com/YZIQDCZUYC
— Marie (@marie__100) April 5, 2020
マスクのゴムや、無地のダブルガーゼがあればと思い、手芸用品店に行きましたが、すべて売り切れ。赤白帽子のあごひもに使うようなゴムまで売り切れでした。
子供が小さな頃、洋服をつくっていたときの布地ストックをあさってみると、たくさんダブルガーゼの生地が出てきたので、こちらを使用。
押し入れの中にあたまをつっこんでいろんな箱を開けてみたら、給食マスクやら大昔に献血でもらったサージカルマスクやら、いろいろ掘り出し物がありました。
ミシンを出して、調整をするのが面倒だったので、すべて手縫いで作ることにします。
子供たちの手も借りて、三人でチクチクチクチク、針仕事。
ガーゼは縫いにくく、ほつれやすいのであまり長持ちはしそうにない仕上がりですが、とりあえず、形にはなりました。
ガーゼが素材なので、息苦しさはありません。立体マスクで、鼻周りに空間ができているのも、給食マスクよりラクに感じます。
そのかわり、ウイルス防止効果も薄いでしょうが、外出時のエチケットとしてマスク着用が求められる現在、ないよりはましというところです。
装着図。
こちらは表裏ともにダブルガーゼ。
こちらは表がリネン。内側がダブルガーゼ。
横から見た図。
マスクゴムが足りないので、Tシャツヤーン、ズパゲッティと呼ばれる紐を利用しました。肌あたりがよくていい感じです。
タイツやストッキングを輪切りにしても代用できるとのこと。
台湾マスクカバーを作る
台湾では、市販のサージカルマスクにマスクカバーをつけて、使い捨てマスクの寿命を延ばしているとのこと。
マスクの寿命を延ばせる!台湾の「マスクカバー」がかわいくて便利【台湾】
見よう見まねで作ってみました。
9×18cmのマスクにつけるカバーであれば、20×35cmを折り畳んで作ります。
(実際作ってみた感じでは、もう少し布を節約してもよさそうです。プリーツの幅を小さくして、20×30~32cmくらいでも)
内側が観音開きのプリーツ一組、表側が、サージカルマスクと同じ階段プリーツを3段。
半分に折って筒状に縫い合わせたできあがりサイズがマスクと同じ9×18cmになるように調整しながら作ります。
適当人間なので、かなりいい加減に、行き当たりばったりでつくっていきます。
プリーツをアイロンしてしっかり折りあとをつけ、待ち針をして、プリーツのところだけを返し縫いして固定。
1cm折り返して、端から0.5cmくらいのところを縫います。
三つ折り縫いするのがいいのかもしれないけど、やってません。
下の画像のように、布のミミの部分を使うとほつれなくていいです。
裏面を外側にして長辺を半分に折り合わせ、筒状に縫い合わせて行きます。ガーゼなのでほつれが気になるので、ここは布端をかがり縫い。
これで完成です。
サージカルマスクを中に入れて使います。
スナップで調整
実際に装着してみると、問題発生。
プリーツをしっかりとっていることもあり、外側のカバーがちょっと浮いてしまい、顔が大きく見えてしまいます。
こんな感じ。
よりフィットさせるため、4か所スナップをつけてみました。
下側のスナップで、マスクの下の方のゴムをマスクカバーの角に固定させます。
上側のスナップは、上から3cmくらい、真ん中寄りにつけました。
スナップをつけたあとの装着感。
顔の輪郭に沿うシルエットになりました。
手仕事をしているその時間は指先に集中できて、不安を一瞬忘れることができます。
一日も早く穏やかな日常が戻ってきますように。