子供が中学生になった時に、子供専用端末を貸与しました。
それまでも、PCや共有端末を使えていたのですが、やはり自分専用となるとウキウキ度が違います。
使い方については事前によく話し合い、長時間使用や深夜の使用をルールとしても物理的(深夜のWi-Fiオフとか)にも制限したつもりでしたが、子供の知恵をなめてはいけません。抜け穴を見つけてこちらの裏をかいてきます。
知恵をつけてガジェットを使いこなしている姿に内心やるなあと感服してはいても、やはりルールを破ってコソコソやるのはよくない、ダメなものはダメだし、話し合ってお互いに納得して使うことが大事だと口を酸っぱくして言い聞かせます。
あまりにもセコい手を使うので、ペナルティとして使用できない時期を一時的に設けたりといったこともありました。
今回、新しいスマホに変えたのを機に、Googleファミリーリンクを導入しました。
Wi-Fiルーター側で通信制限をかけたり、アプリで使用制限をかけるよりも、設定も使用方法も簡単だったので、ご紹介します。
保護者向け Google ファミリー リンク
Google LLCposted withアプリーチ
Googleファミリーリンクとは
Google謹製のペアレンタルコントロールアプリです。
もともとは13歳未満の子供にアカウントを作成することができ、そのアカウントの使用管理を目的としたアプリですが、現在は13歳以上でも使うことができます。
13歳以上になると、子供本人が制限を解除できる設定(解除したことは親に通知される)になります。
ここも、基本的には本人の考えで運用してほしいという私の考えともマッチする点でした。
やはり毎日のように深夜までスマホを手放さないというのは、いろんな面でよくないので、そこをメインに。
親が束縛するという形ではなく、子と一緒にどういう使い方が適切かを考えるために、まずは一緒にルールを作成し、不便なルールは見直していくようなかたちで使っていきます。
Googleファミリーリンクでできること
・Google Playからのインストール・課金をチェック・制限
・スマホ使用時間の設定(曜日ごとに設定可)
・子供の端末の位置情報チェック
(位置情報)
位置情報チェックについては、「○時に帰る予定」と言っても一向に帰ってこないことがしょっちゅうなので、どこにいるのか確認できると大変安心します。
そういう理由で、子供にも許可を得て、位置情報チェックができるようにしました。
親の方の位置情報が子にもわかるように設定できるので、子供に提案したところ、「興味ないからいい」と言われました。かなしい。
話し合いでルールを決める
まずは一日の使用時間を決めました。
とりあえず平日は3時間。勉強で使って時間オーバーしたら申し出て、その都度制限を解除することにします。
音楽アプリなど、アプリがバックグラウンドで動いてるけど画面が消えてる場合は、使用時間にカウントされてなさそうな感じです。
使える時間帯は朝6時から23時まで。こちらも必要があればその都度制限解除できます。
どのアプリを何分使っていたかは親側で把握できますが、ブラウザの履歴や通信内容はわからないはず。見る気もありませんが、人間関係でトラブルが起こっているのではないかという心配があるときは、本人立会いのもとで友達との通信内容をチェックすることもあるかもしれませんと言っています。
私の知らないアプリを使っているのを知って、「これどんなゲームなのー?」などと尋ねてみることで、情報交換を兼ねたコミュニケーションにもなっているので、おもしろいです。おもしろそうなのを見つけてくるのが上手ですよね、子供は。
ブラウザのセーフサーチはオン、Chromeの成人向けサイトはブロックされる設定になっています。DMMモバイルを使っていると、モバイルデータ管理サイトもブロックされてしまうので要注意です(笑)
どこまで管理すべきか
どこまで親が立ち入るべきか、どのくらい子供に裁量を持たせるのか、というのは本当に悩ましいところです。
できれば子供本人が計画的に使い、学業に支障がないよう(むしろ成績アップに役立つ形で)使ってほしいのだけれど、過去にグダグダを極める状況になってしまったこともあり、子供の自制心にはあまり期待できません。
そもそも大人ですら自分を律するのは難しいことなのに、それを子供に要求するのは酷かなとも感じます。