上海往事



張愛玲の半生、そして演じるのはレネ・リウ。まあそれほどハズレはなかろうと買ったこのドラマ。第1話を見ました。
愛玲がアメリカに渡り、再婚するあたりから話が始まります。
しょっぱなから、周囲のアメリカ人がみんな中国語を話しているのにひいてしまいました。
でもまあ、愛玲しか中国人がいないというシチュエーションなので、1話丸ごと英語音声・中国語字幕だと見るほうも大変なんだろう、と納得、することに。
全24話です。ぼちぼち見て行きます。
先週末はDVDで「藍苺之夜(マイ・ブルーベリー・ナイツ)」を鑑賞。
ジュード・ロウをはじめ女優陣も錚々たる顔ぶれ、ノラ・ジョーンズの演技はまあまあだったけれど、彼女の歌うサントラは最高。
王家衛らしい赤と青の映像がとてもきれいだった。
演じているのは西洋人なのに、ちゃんとウォン・カーウァイ・ワールドが最初から最後まで成立していた。
あのゆるい時間の流れ。ちょっと反応のニブい登場人物たち。
次々に登場人物がリレーしてエピソードが替わっていくのは同じだけれど、流れ自体が過去の作品に比べてわかりやすかったような気がする。
それぞれのエピソードや登場人物たちの感情がもつれて揺れて、という独特なややこしさがあまり感じられなかったのに、ちょっと残念な気もしたり。
1回目は英語音声で見たけれど、2度目はぜひ中国語吹替えで見てみたいです。
こちらの顔ぶれも豪華。
ジュード・ロウが張震、ノラは董潔、ナタリー・ポートマンが趙薇、レイチェル・ワイズがコン・リー、レイチェルの夫役が姜文、キャット・パワーに徐静蕾。
ちらっと聞いてみましたが、張震のジュード・ロウはなかなかいい感じ。コン・リーのレイチェルは微妙…。ヴィッキーのナタリーは「演じてる!」て感じがしました。
あとこんなものがついてきたので一応はっときます……四十肩て。
ブログ名:Mandarin Note様
診断日:2008年4月1日
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コメント

  1. flyway より:

    当当には胡兰成の本もあるんですよ、評判がよかったみたいので、今度買い物をするときに買っちゃおうと思ってます。まず、今回のものが届いてからにします。

  2. Marie より:

    >Flywayさん
    ドラマにはまだ胡蘭成は出てきません。彼は東京で亡くなったんですね。知りませんでした。
    「今生今世」ならこちらで読めるようですよ。私も読んでみようと思います。
    http://learning.sohu.com/6/1203/29/blank216352972.shtml

  3. 阿慶 より:

    >上海往事
    大陸版はこの題名に変更されていたんですね。台湾版は『Ta從海上来』という題だったんですよ。実はドラマの劇本『Ta從海上来』は買っていたのですが、台湾版DVDは高くてちょっとためらっていたんです。大陸版をずっと捜していたのですが、『Ta從海上来』で捜していたために見つからず……
    Marieさんのおかげで大陸版を注文することができました。情報、ありがとうございます、助かりました!

  4. Marie より:

    >阿慶さん
    うわー、こちらこそありがとうございます。
    買っては見たものの、このタイトルではどこにも制作情報が見つからず、不思議に思っていました。もともと台湾で制作されたんですね。しかも結構前なんですね…。
    シナリオ本があるんですね。台湾の出版物ですか?気になるわ~。
    実は三毛の「滾滾紅塵」のシナリオ本もほしいなと探しているところです。三毛ははまってほぼ全部読みましたが、これだけ読んでないんですよね。出版はされてるようなんですが。

  5. 阿慶 より:

    >Ta從海上来
    シナリオ本は大陸の作家出版社から出たもので、「張愛玲伝奇」という副題が付いています。作者の王蕙玲は『ラスト・コーション』のシナリオも手がけていたような気がします。
    >「滾滾紅塵」
    これも大陸から出ていたような……でも中国の本って新しいのはわりと簡単に手に入るけど、ちょっと前のは入手困難なのが多いですよね。

  6. Marie より:

    >阿慶さん
    詳しい情報ありがとうございます♪
    そうそう、DVDも本も、古いのはすぐ入手困難になっちゃうんですよね。それで最近は、気になるのがあったらとりあえず買っとこう、と思うため、過剰在庫の我が家です…
    「滾滾紅塵」映画自体も見たことないのですが、こちらはネットで探せば見れそうですわ。