4歳・男

担任が新しい先生になり、ようやく馴染んできた模様の息子氏。
連絡ノートにも、先生と仲良くしている様子が書かれ、読んでいてほのぼのします。
「両手で私の顔をぐっと自分の方へ引き寄せてチュー、かわいいです」と書かれているのを読み、一安心。
そこへ、絶妙なタイミングで私の膝の上に乗ってきて、タコチューの顔で近づいてくる彼。
思わず、「新しい先生にももうチューしてあげた?」と聞くと、急に身を引いて、
「だれにきいた?」とものっすごい真顔。
「いや、チューしてあげたのかなあと思っただけ。なんとなく」
「せんせーにきいた?」
「ううん」
「ほんと?」
「うん」
「ほんとうにほんと?」
「うん。先生にチューしたの?」
「いんや、してない。してないよ、ほんとよ」
どうもチューしたことは母の私には内緒にしておきたい模様。
でも、質問に返した質問の時点ですでに行為があったことはばれております。
男って、ねえ。
ウソがヘタ。そのくせ、しらをきろうとするんだから。

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