「起きてから寝るまで 韓国語表現ドリル」のCDを聴き、いっしょにつぶやきながら夕食の準備。日本語と交互に入っているので、テキスト要らずで便利ですわ。
きゅうりとわかめとしらすの酢の物を作るため、きゅうりをとんとん輪切りにしていたら、唐突に思い出しました。
高校時代に、家庭科検定4級なるものを受けさせられたことを!!
きゅうりを30秒で50枚だか60枚だか輪切りにするというものです。厚さにも規定があって、コンビを組んだ相方が合否を決めてきゅうりの数を数えますが、当然、規定外のものであっても目をつむってカウント。二人の間にたいした友情はなくとも、そこはお約束。確か64枚くらい切って、見事合格、したような気が。受けたことがある方、いらっしゃいますか?今度職探しをすることがあれば、履歴書の資格欄に書いてみようかしら。
和食にするつもりだったのに、なぜか突然食べたくなって、汁物メニューは、我流なんちゃってベトナム風スープに。私の「なんちゃってスープシリーズ」は、家族に意外に好評で、結構出番があるのです。もうすっかり我が家の定番。
シリーズには、ベトナム風のほかに、トムヤムクン(タイ)、ボルシチ(ロシア)、酸辣湯(中国)、韓国風などいろいろ。
まさに「なんちゃって」で、本場の味とは多分違うのですが、気分を味わうには十分。
今日作ったスープのレシピ。知りたい人などいないかもしれませんが、ご参考までに。
・湯を沸かして鶏がらスープの素とニョクマム(ナンプラー)を入れる。
・牛肉と大根の細切りを投入。(具は何でもいい)
・具に火が通ったら、塩・胡椒で味を調え、食べる前に、ねぎや大葉など香菜類、そしてかなり多めにレモン汁を追加。量を多くしたいときはここにそうめんをいれるとフォー・ボー風に。
ベトナムではみやげ物売りの女の子たちに気に入られて、滞在期間のほとんどを、ホーチミン像の見える道端で彼女たちと過ごしてしまったのだけれど、一緒に食べたホビロンその他名前すらわからない食べ物の数々は、その全てが本当においしかった。
どんくさい私のために手を引いて大通りを渡ってくれたこと、帰国の朝にホテルの前で見送ってくれたこと(空港までは親しくなったホテルのスタッフがバイクに乗せて送ってくれたこと)。
ニョクマムとレモンをたっぷり入れたこのスープの、一番の隠し味は多分、そういった旅の空の思い出なんでしょう。